SES・客先常駐の帰属意識について。
- 客先常駐で帰属意識がもてない理由は?
- SESでも帰属意識がもてる会社って?
- 帰属意識がもてない場合の解決方法が知りたい!
本記事は、SES・客先常駐で帰属意識がもてない理由を説明しつつ、
どうすれば良いのか?についてもまとめています。

客先常駐で働いていると、帰属意識がもてないよ!
こんな気持ちでいいのかな…。

帰属意識がもてないのは会社のせいだから、気にしなくて大丈夫!
僕はIT業界で採用やキャリアコンサルタントとして働いて15年以上が経ちました。
今回お伝えしたいのは、「SES・客先常駐で帰属意識がもてないのはあなたのせいではない!」ということ。
エンジニアが帰属意識をもってくれるような会社作りが重要だからです。
もし、今の会社に帰属意識がもてないと悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでください!
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結論:SES・客先常駐は帰属意識がなくてもOK

結論として、SES・客先常駐で働くエンジニアは帰属意識がなくてもOKです。
「集団に属している意識」のこと。
客先常駐で働いていると自社との関わりが少ないので、帰属意識をもちたくても、もてるわけがないですよね。
そもそも、帰属意識は会社が努力した結果として自然と生まれるもの。
無理してもつ必要はありません。
とは言え、せっかく仕事をするなら、帰属意識のもてる好きな会社で働きたいのも事実です。
本記事では、「なぜ、SES・客先常駐では帰属意識がもてないのか?」についてもう少し詳しく説明し、
「帰属意識をもてる会社で働くにはどうしたらいいのか?」もご紹介していきます!
\客先常駐で帰属意識がもてないときは?/
※クリックすると詳細説明までスキップします。
SES・客先常駐で帰属意識がもてない理由

なぜ、SES・客先常駐は帰属意識がもてないと言われるのでしょうか?
理由は次の5つです。
このような状況であれば、帰属意識がもてないのは当然ですね。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①:自社との関わりがない
客先常駐で自社との関わりは、勤務時間を報告したり、月に1度の帰社日に戻るくらいですよね。
それ以外の日は自社と関わらないので、普段は会社のことを意識しません。
結果、帰属意識がもてないのも当然かなと。
②:現場が定期的に変わる
SES・客先常駐では、案件や現場が定期的に変更されます。
プロジェクトが終われば次の現場って感じなので、同じメンバーと仕事をすることはほぼありません。
これだと、どこの会社に所属しているのかわからなくなります。
所属が良くわからないのに、帰属意識をもつのはむずかしいですよね。
③:評価があいまい
評価者や自社の上司が一緒に客先常駐してなかったら、評価できるわけがないですよね。
見ていないのに『よく頑張ってるらしいな!』と言われても嬉しくないし、
逆に評価されなかったら、『いったい何を見ているんだ!』とイラっとします。
結果として、高評価でも低評価でも不満なので、帰属意識も薄れてしまいます。
④:希望する仕事ができない
客先常駐やSESは案件ガチャとも呼ばれるように、運で働く現場が決まることが多いです。
努力してスキルを身につけたとしても、
自分の力だけでは希望の仕事をすることがむずかしいんですよね…。
自社が将来のキャリアを考えてくれなかったり、協力的な会社じゃないと、
いつまでも同じような仕事をさせられてしまいます。
こんな会社で働いていると、希望する仕事は一生できないでしょう。
⑤:強制的な会社行事
強制参加の忘年会や、社員旅行を開催する会社があります。
でも、普段顔を合わせていない、コミュニケーションも取っていない人たちと、話をしたりお酒を飲んだりして楽しいでしょうか?

知らない人ばかりで楽しくないよね…。
帰属意識を高めるの会社行事は必要ですが、強制的だったり、適当に開催するならやる必要はないです。
「こんなことにお金を使うなら給料アップしてくれよ!」と思うのが普通なので。
普段から社員同士のコミュニケーションが取れる環境になっていないと、帰属意識を高めるのはむずかしいかなと。
SES・客先常駐で帰属意識がもてる会社

中には、客先常駐でも帰属意識をもって働いているエンジニアもいます。
帰属意識をもてる会社は、どのような会社なのでしょうか?
1つずつ見ていきましょう。
①:評価制度とキャリアパスが明確
エンジニアの転職理由1位は、「会社からの評価や給与が上がらない。あるいは下がった」が全体の53%(複数回答あり)。
全体の半分以上が、同じ理由で転職を考えています。

逆に言えば、評価制度がしっかりしている会社は満足して働ける会社と言えるでしょう。
- しっかりとした評価制度
- 将来を考えたキャリアパス
- 明確な昇給・賞与の基準
上記のような会社だからこそ、飲み会、忘年会、社員旅行といったレクリエーションや企画にも意味があります。
帰属意識も社員のモチベーションも高い会社は、評価制度とキャリアプランが明確と覚えておきましょう。
ちなみに、評価制度やキャリアパスがしっかりしている会社を探すなら、IT転職エージェントに相談してみましょう。
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②:チーム・体制で現場に入っている
客先常駐でも、単独ではなくチームとして現場に入っている場合は帰属意識が高いです。

同じ会社の仲間と一緒に働けるのは、相談や協力がしやすいからね!

フォロー体制がしっかりしている会社は働きやすいよ!
あと、チームで現場に入れている会社は、元請や2次請けの立ち位置でプロジェクトに入れるから年収も高い傾向があります。
このあたりは、「SESの平均年収は?500万が限界?給料が上がらない理由と交渉方法」の記事でSES業界をメインに解説しています!

③:自社開発・自社サービスも展開
客先常駐だけでなく、自社開発や自社サービスを展開をしている会社も帰属意識がもてます。
なぜなら、頑張れば社内で働けるという希望もありますし、具体的なキャリアパスをイメージしやすいからです。

転職しなくても、2つの働き方を経験できるのはうれしいね!

客先常駐と自社開発の2つを経験して、自分に合った働き方を選ぶこともできるよ!
自分が努力してスキルアップすることが、自社に貢献できると思うと帰属意識も高まります。
なにより、自社に将来性を感じることもできるので、働くモチベーションもアップしますよ!
SES・客先常駐で帰属意識がもてないときの解決策

客先常駐で帰属意識がもてないのは『所属する会社』が原因です。
帰属意識がもてないと、仕事へのやる気やモチベーションを保つのは大変かなと…。
では、どのように解決すればよいのでしょうか?
ここでは、4つの解決策をご案内します。
①:自分のスキルアップのために割り切る
会社や現場がどことか気にせず、自分のスキルアップのために働きましょう!

割り切っちゃえば、ムダな人間関係で悩む必要はないよ!

ぶっちゃけ、客先で色々な人と仕事する方が楽しいって人も多いからね!
しかも、スキルさえ身につければ、希望する会社や環境へ転職して働くこともできます。
エンジニアは実力が重視される仕事でもあるので、
将来の選択肢を増やすために自分のスキルアップに注力するのはアリですよ!
②:客先常駐の優良企業に転職する
今は転職が当たり前の時代なので、帰属意識がもてないような会社に居続けるのはまったくもって無意味です。
むしろ、貴重な時間を失うので、マイナスでしかありません。
もし、帰属意識を持って働きたいと考えるなら、
『客先常駐の優良企業』に転職して解決しましょう!
- 30代、40代のエンジニアが多く在籍
- 人事評価とキャリアパスが明確
- 2次請けの割合が50%以上
- SES以外の事業も展開
- エンジニア経験者が増えている
帰属意識をもてる客先常駐の優良企業で働きたいなら、「SES優良企業ランキング!ホワイト企業の見分け方5選と転職方法も解説」の記事もご覧ください。

③:社内開発ができる会社へ転職する
客先常駐以外の会社も検討してみましょう!
社内開発ができる会社なら、帰属意識が高く、やりがいをもって働ける環境が整っている会社も多いので。
「SESから自社開発(Web系)の転職は難しい?メリット・デメリットを解説」の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

また、この機会にいろいろと転職先について考えてみたいなと思ったら、
「SESから転職!おすすめ転職先7つとよくある質問5つを現役の担当が解説」の記事もご覧ください。
- 大手SIer
- Web系エンジニア
- 社内SE
- IT営業・ITコンサルタント
- フリーランスエンジニア
上記で働くことのメリット・デメリット・オススメな人について、詳しくご紹介していますので!

④:IT転職のプロに相談する
「どんな働き方があなたに合っているか?」、「どんな会社に転職できるのか?」が気になるなら、
IT転職のプロ(IT転職エージェント)に相談してみましょう。
IT転職のプロが、あなたに合った企業紹介・転職サポートを『無料』でしてくれるサービス。

客先常駐の優良企業だけじゃなく、自社開発・社内SE・大手SIerの求人も無料で紹介してくれます。
転職を成功させたいなら、1人で考えるよりプロにアドバイスをもらいながら活動すべきかなと。
とりあえず、話を聞くだけでも大丈夫なので、気軽に使ってみましょう!
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SES・客先常駐から帰属意識がもてる会社へ転職した体験談
ここでは、帰属意識がもてる会社に転職したエンジニア『KAZUさん』に体験談をお伺いしていきます!

KAZUさん、よろしくお願いします!

よろしくお願いします!

KAZUさんは、転職前どんな環境でお仕事されていたんですか?

転職前はWeb系のソフトをテストする現場で働いていました!
私はテスターとかあまりやらないのですが、人手不足の現場があるから行ってくれと言われたんですよ。
現場に入ってわかったのですが、人を欲しがっていた理由は辞めていってしまう人が多いから…。
いわゆる炎上案件でしたね(笑)

おお…それは、つらいですね…。

大変でしたね(笑)
仕事はテスト中心なのでむずかしくはないですが、とにかく作業量が多かったです…。

炎上案件で働かされたのが、転職を考えるきっかけになったんですか?

エンジニアなので、炎上案件は別に問題ないです(笑)
ただ、「現場から他にも人いないかな?」って相談があったので、自社の担当に連絡したら、
「炎上案件には人増やしたくないんだよね!」って返事があったんですよ…。

それは、ヒドイですね…。
確実にやる気はなくなるし、会社も嫌いになりますよ…。

本当にそうです!
俺は良いのかよ!って思いましたから(笑)
結局、半年近く現場に入ってましたけど、途中で『何のために働いているんだろう』ってむなしくなりましたよ…。

当時の会社に疑問をもったから、転職を考えられた感じですか?

そうですね。
炎上案件が終わったと同時に、『あー、もうやめよう』ってなんか気持ちの糸が切れた感じです。
速攻でIT系の転職エージェントに登録しましたよ(笑)

それは、当然の流れですね!

がんばって仕事をしてきたのが良かったのか、転職エージェントからも良い会社を紹介してもらえて、1か月以内には転職先が決まってましたね!
結果、今ではやりがいをもって仕事はできてますし、基本給も上がりました(笑)
転職して本当に良かったなと思ってます!

おお!それは、良かったですね!
ちなみに、転職を考えている方へ何かアドバイスってありますか?

1つ目は、スキルをしっかり身につけておくのが重要だと改めて思いました。
スキルがないと、いざ転職したいと思っても大変ですからね!
2つ目は、とりあえず転職エージェントに登録してみることです。
僕も良い会社に転職できるか不安でしたが、予想以上にたくさんの優良企業を紹介してもらえましたので!
面接は落ちちゃいましたけど、某人気Webサービス企業の選考も受けましたよ(笑)

なるほど!
スキルを身につけて選択肢を広げつつ、転職エージェントを積極的に使うのが、転職を成功させる秘訣なんですね!
いろいろとお話ありがとうございました!

こちらこそ、ありがとうございました!
まとめ:帰属意識より自分を大事にしよう

本記事のポイントをまとめました。
- 客先常駐では帰属意識がもてなくても問題なし
- 帰属意識は所属の会社が努力しないと生まれない
- 割り切って自分のスキルを磨くのもあり
- 帰属意識がもてる優良企業もある
- IT転職のプロに相談して優良企業へ転職しよう
こんな感じです。
改めてお伝えすると、帰属意識は会社が努力した結果として社員がもつもの。
帰属意識がもてない会社にいても、お互い不幸になるだけです。
もっと単純に考えるなら、今の会社が好きかどうか。
恋愛と一緒です。
嫌いだったら無理する必要はないので、好きになれる会社に転職すればいいだけ。
もっと自分の理想を追い求める感じでOKです。
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5分で無料登録ができるので、「とりあえず話を聞いてみよう!」って感じで使ってみたらいかがでしょうか?
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