![]() | エンジニアから営業へ転職を考えている人 「エンジニアから営業へ転職したいな。 エンジニア出身だと、なんの営業が向いているのかな? あと、営業に必要なスキルがあれば知っておきたいな!」 |
こういった悩みを解決します。
本記事のテーマ
- エンジニアから営業へ転職するならSESがオススメ
- エンジニアから営業になるために必要なスキル
- 最後に:転職を考える前に社内移動も検討しよう
この記事を書いている僕は、SES営業と採用を8年ほど。
現在は、マネジャーとしても仕事をしています。
ぶっちゃけ、「エンジニア」と「営業」を経験している人は最強です。
そこで今回は、エンジニアから営業へ転職するなら「SESがオススメ」の理由をお伝えします。
「SES営業」を知らない人は、こちらの記事からご覧ください!

エンジニアから営業へ転職するならSESがオススメ

エンジニア出身のSES営業は活躍できます。
次の5つが理由です。
- IT業界の経験が活かせる
- 技術の話ができる
- 見積や工数の予測ができる
- エンジニアの気持ちがわかる
- SES営業は楽だから
1つずつ見ていきましょう。
①:IT業界の経験が活かせる
すでにIT知識があるから、営業に集中できます。
IT以外の業界では、営業のノウハウだけではなく、新しい業界の知識も学ぶのが大変です。
- 保険営業:損保、生保の違いって?
- 商社営業:商品の特徴は?在庫回転率って?
- 医療営業:CT?MRI?どんな機材があるの?
他の業界では、これらを一から学ばなければなりません。
エンジニア出身であれば、IT業界の知識を活かして営業に集中できます。
②:技術の話ができる
経験している技術の話ができるのは強み。
ぶっちゃけ、SES営業はIT用語やキーワードについて知っていても、意味やスキルを知らない人が多いです。

僕もプロジェクトリーダーの人と商談したとき、技術の話についていけなかった経験があります…。
今は深い技術の話をされてもついていけますが、実際に経験しているエンジニアほどではないかなと。
エンジニア視点で技術の話ができるのは武器です。
③:見積や工数の予測ができる
営業の適当な見立ては、エンジニアが苦労する原因です。
エンジニアの経験あれば、見積や工数の予測がしやすいと思います。
なぜなら、具体的なスケジュールやプロジェクトの状況など自分の経験から判断できるから。
また、経験をもとに具体的な工数や見積もりを出せるので、顧客に対しても説得力が増します。
見積や工数を正確に予測できることで、後々のトラブルを減らせる営業になれるのです。
④:エンジニアの気持ちがわかる
エンジニアの気持ちが分かることは重要。
SESは客先常駐が基本なので、エンジニアの帰属意識が薄れないようフォローが必要です。
ただ、エンジニア経験のない営業からフォローや指摘をしても、素直に受け入れてもらえないことがあります。
エンジニアの経験がないのに何がわかるの??
エンジニア経験のない営業でも理解力があり、親身になってくれる人は当然いますが、説得力は違うなと思います。
SESはエンジニアのフォローも含めての営業なので、気持ちが理解できることは強みです。
⑤:SES営業は楽だから
ぶっちゃけ、SESの営業は楽です。
未経験からチャレンジするならSES営業はオススメです。
僕も「他業界の営業」から「SES営業」へ転身しましたが、メッチャ楽だと思いました。
SES営業が楽な理由は、こちらの記事でまとめているので、ぜひ読んでみてください!

エンジニアから営業になるために必要なスキル

必要なスキルは次の5つです。
- その①:知識(自分の範囲外)
- その②:考えすぎない
- その③:コミュニケーション力
- その④:売上を作る
- その⑤:エンジニアに寄り過ぎない
その①:知識(自分の範囲外)
自分が知らないIT知識は身につけましょう。
SESはいろんな分野のプロジェクト先へ営業をします。
- 言語:Java,Cobol,C.C++,C#,Swift,Objective-C…。
- 業界:金融、証券、官公庁、医療、エンタメ、ゲーム…。
- 工程:要件定義、設計、開発、テスト、保守…。
- 分野:Web、ソフトウェア、ハードウェア、インフラ…。
経験している分野に特化してもなんとかなるけど、SES営業として成長するなら幅広い知識は重要です。
「狭く深く」ではなく「広く浅く」の知識も意識してください。
その②:考えすぎない
考えすぎて提案ができないのは最悪です…。
プロジェクトに100%マッチする人は見つかりづらく、難しい技術や高いレベルの人だとなおさらです。
SES営業では「考えすぎない」が成約につながることがあるので、臨機応変に提案しましょう。
その③:コミュニケーション力
営業は「自分を売り込めるか」、「顧客に好かれるか」がメッチャ重要です。
そのため、「コミュニケーション力」を身につけましょう!
「他社から紹介があったエンジニアの方がスキル高いけど、君の方が信頼できるから今回はお願いするよ。」
こんな感じに言ってもらえます。
顧客から好かれるコミュニケーション力は、営業に最も必要なスキルの一つです。
その④:売上を作る
営業は売上を作ってなんぼです。
厳しく言うと、売上を出さない営業は会社にとってコストでしかありません。
エンジニアであれば技術で会社に貢献できますが、営業は数字が出せなければ会社へ貢献できないので。
売上という数字に対して、どれだけ貪欲になれるかが結果をだすコツです。
その⑤:エンジニアに寄り過ぎない
エンジニアの気持ちがわかりすぎても、線引きは必要です。
ぶっちゃけ、SES営業はエンジニアを商品として売り出す仕事です。
エンジニアの気持ちが分かることは重要ですが、寄りすぎてしまうと営業として厳しい判断が難しくなります。
SES営業は、会社の代表としてエンジニアと接する機会が多くあります。
「厳しいこと」、「言いづらいこと」も仕事として割り切って伝えられるようになってください。
最後に:転職を考える前に社内移動も検討しよう

可能なら社内の異動も検討しましょう。
やはり、会社も職種も全て一からスタートは大変です。
会社の雰囲気や仕事内容だけではなく、職場の人間関係もリセットされてしまうので。
会社が嫌いでなければ、社内異動で営業経験を積んだ後、改めて転職を選択するもありだと思います。
「エンジニアから営業」=「転職」だけが選択肢ではないので、いろいろ考えてみてください。
ちなみに、転職するなら「転職エージェント」を使うのがオススメです。
なぜなら、無料でエージェントがサポートしてくれて、優良企業を紹介してくれるから
転職エージェントは5分ほどで登録できるので、エンジニアから営業へ転職を決意している人は情報収集からはじめましょう。
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それでは、今回はこの辺で。
最後までお付き合いありがとうございました!