![]() | 資格を取りたいIT営業 「IT営業のおすすめ資格ってあるの…? IT営業に役立つ資格があるなら知りたいな! あと、レベル別にも教えてもらいたい!」 |
こういった悩みを解決します。
本記事のテーマ
- IT営業の『初級』資格【おすすめ3選】
- IT営業の『中級』資格【おすすめ2選】
- IT営業の『上級』資格【厳選1つ】
この記事を書いている僕は、IT営業15年(SES&パッケージ)。
今では国家資格の「キャリアコンサルティング」を取得して、採用も兼任しています。
本記事では、次のIT営業向けにレベル別のオススメ資格をご紹介。
- 企画提案営業(システムインテグレーション)
- パッケージ・サービス営業(有形・無形)
- IT人材営業(エンジニア派遣・SES)
「今のままだと不安だ…」「IT営業として資格の武器を持ちたい!」と考えている人は、ぜひご覧ください!
IT営業の『初級』資格【おすすめ3選】

IT営業へオススメする初級資格は、次の3つです。
- 初級①:ITパスポート
- 初級②:簿記
- 初級③:MOS(エクセル・ワード・パワポ)
順番に解説します!
初級①:ITパスポート
IT営業の初級資格として、一番オススメ。
なぜなら、ITの基礎知識を全体的に学べる国家資格だからです。
- IT系の基礎知識を証明できる、国家資格
- 経営・法務・システム戦略なども学べる
- 大手企業でも資格取得をすすめている
ぶっちゃけ、IT業界で業務している人なら、少し勉強すれば楽勝で資格が取れます。

僕も1日1時間くらい勉強して、1カ月で取れました!
IT業界の基礎を学ぶには、オススメの資格です。
初級②:簿記
「お金の知識や流れの基本」を理解できる資格です。
- お金の知識・流れのを学べる(社会人の基礎知識)
- 損益・与信・原価率など、営業に必要な知識も習得
- 経営状況を判断し、営業戦略を考えられる(マネージャ向け)
営業は数字に強くあるべきです!
営業リーダーやマネージャを目指すのなら、会社全体の数字を知って、戦略を立てる必要もありますので。
また、「経営状況をわかってなかったので、お金の回収ができなくなった…」という、最悪の状況も回避できます。
IT営業は法人へ提案することが基本。
簿記を学べば、お客の経営状況を分析しての営業ができます。
初級③:MOS(エクセル・ワード・パワポ)
MOSは「マイクロソフト オフィス スペシャリスト(Microsoft Office Specialist)」の略。
エクセル・ワード・パワポなど、マイクロソフトオフィスの基本スキルを証明する資格です。
- オフィスの基本スキルを証明(世界共通の国際資格)
- 仕事の生産性アップ(提案、報告、社内資料など)
- どこの会社でも活かせるスキル
ぶっちゃけ、エクセルなどオフィスを使えない営業って多いです…。
IT営業なのに「エクセルは使えません…」はダサいかなと…。
オフィスを効率よく使えば、「報告資料」や「提案資料」を作るスピードが上がって、本来の営業に集中できます。
オフィスは「どこの会社」、「どんな仕事」でも必要なスキルです。
MOS資格と取る、取らないは抜きにしても、オフィスを学ぶのは損がないかなと。
IT営業の『中級』資格【おすすめ2選】

IT営業として武器になる、「専門的な知識」が身につく資格です。
- 中級①:基本情報技術者試験
- 中級②:キャリコンサルタント(IT人材の営業向け)
具体的に見ていきましょう。
中級①:基本情報技術者試験
一般的に「基本情報」と呼ばれるIT系の国家資格。
ITパスポートは「IT業界の基礎知識」を身につける試験でしたが、基本情報はエンジニアなど「IT技術を提供するための知識」を学ぶ資格です。
- ITパスポートの上位レベルになる国家資格
- プログラミング知識も身につく資格
- IT営業の資格取得者は少ない
IT営業が提案する相手は「ITの担当者」がほとんど。
場合によっては、「IT部門の責任者」へ自社製品や、システム開発の提案をしなければなりません。
エンジニア視点の会話が求められるIT営業は、「基本情報」レベルの知識は必要です。
ただ・・・IT営業で「基本情報」の資格を持っている人は少ない。
IT営業として一歩先にいきたいなら、「基本情報」の資格は武器になります。
中級②:キャリコンサルタント(IT人材の営業向け)
キャリアコンサルタントは、働く人が持つ「スキル」「才能」「強み」「適正」を見極め、「相談」「助言」をする専門家。
IT系の人材営業にオススメする国家資格です。
- 人材の専門家として活躍できる国家資格
- 専門的なカウンセリング技法が身につく
- 心理学の視点からエンジニアフォローができる
IT営業でも「派遣」や「SES」は人材に近い仕事です。
- エンジニアの希望やキャリアを考えプロジェクトを決める
- エンジニアの悩み、相談を聞く
売上を作るだけではなく、人材フォローも仕事。
キャリアコンサルタントは、専門的な「知識」「技法」をもってエンジニアにかかわれます。
「人の話を聞く技法」である「カウンセリング」について学ぶため、「顧客の要望を聞きだす」スキルが身につく。
私もキャリアコンサルタントの資格は持っていますが、「話の聞き方」「人の接し方・考え方」のノウハウは、SES営業にメッチャ役立っています。
IT系の人材営業なら、絶対オススメできる資格です。
IT営業の『上級』資格【厳選1つ】

おすすめ資格は、『ITストラテジスト』。
- 「ITコンサルタント」「セールスエンジニア」を目指す営業向けの資格
- 優秀なIT人材として、経営に近いポジションでの仕事ができる
ぶっちゃけ、IT系の国家資格では最高レベルです。

中級からは、メッチャレベルが上がった資格です!
具体的には「IT技術」を使って、「事業戦略の立案・経営課題の解決」をする仕事です。
- 事業の拡大
- コスト削減
- 業務フローの改善
「ITストラテジスト」の資格を取れるレベルであれば、「ITコンサルタント」として独立したり、経営にかかわることができます。
IT営業として、最強の武器を手に入れたければ、「ITストラテジスト」の資格取得を目指してください!
IT営業が資格よりも重要なこと【今から始められます】

『ビジネス書』を読みまくること。
ぶっちゃけ、資格を取るより100倍は重要だと思っています。
なぜなら、IT営業には幅広い「知識」と「スキル」を身につける必要があるので。
具体的には、次のような内容です。
- IT知識
- 他業界の知識
- 営業ノウハウ
- 基礎ビジネススキル
- コミュニケーションノウハウ
などなど…。
ビジネス書を読めば、上記すべてを学ぶことができます。
なぜ、IT営業として資格を取りたいのか?
- スキルアップがしたい。
- IT営業として、武器を持ちたい。
- 結果をだして、会社から評価されたい。
たぶん上記の理由かと思います。
それなら、「資格」という遠回りをせずに、必要な「知識」・「スキル」をビジネス書から手に入れればいいのかなと。
本質は、「活躍できるIT営業になる」こと。
資格を取るのはすばらしいですが、「資格を持っている」=「実力があるIT営業」じゃないということは覚えておきましょう。
ビジネス書を「読む」→「実践」でスキルが身につく
スキルアップには、「インプット」と「アウトプット」の繰り返しが重要です。
- ビジネス書を読む(インプット)
- ビジネス書の内容を実践(アウトプット)
ビジネス書なら今すぐ読めて、明日には実践できるので。
コンサルタントを目指す
コンサルタントの本を読む

読んだ内容を職場で実践する。
上記の流れです。
資格勉強は、短くて「1ヶ月」・長くて「1年」はかかりますからね。
すぐにスキルを身につけたいなら、ビジネス書を読むのが効果的です。
ビジネス書を読みまくる方法
- 1冊1,000円以上するから、何冊もビジネス書を買えないよ…。
- ビジネス書って、1冊読むのに何日もかかるんだよね…。
たぶん、上記の理由でビジネス書は読みづらいのかなと。
解決方法としては、電子書籍の読み放題サービス『Kindle Unlimited』を使うことです。
僕も1年以上使っていますが、Kindle Unlimitedはマジで便利です。
- Amazon電子書籍の読み放題サービス
- 月額980円で200万冊以上が読み放題
- ビジネス書だけで20,000冊以上が読み放題
- コミック、小説、雑誌、ビジネス書とラインナップも充実
- 30日間の無料体験があるのでお試し可能
先ほどご紹介した「コンサル一年目が学ぶこと」を含めて、2万冊以上のビジネス書が、980円で読み放題なので。

Kindle Unlimitedについては「【お得】ビジネス書の読み放題はKindle Unlimited!おすすめ理由を徹底解説【30日間お試し無料】」で詳しくまとめています。

個人的には、IT営業の必須ツールだと思っているので、ぜひご覧ください。
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30日以内に解約すればお金は一切かかりません
本記事は、『IT営業におすすめの資格を紹介』という内容でしたが、「本質である“知識”と“スキル”を身につけて活躍するには、“ビジネス書”を読みましょう!」って話でした。
あくまでゴールは、『IT営業として活躍する』だったり、『IT営業としてスキル・知識を身につける』ことかなと。
この記事が、少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは、この辺で。
最後までありがとうございました。