![]() | 情報処理安全確保支援士試験試験の初心者 「情報処理安全確保支援士の資格を独学でとりたいな! 情報処理安全確保支援士試験のおすすめ参考書を教えてほしい!」 |
こういった悩みを解決します。
本記事のテーマ
- 情報処理安全確保支援士試験【概要と対策】
- 情報処理安全確保支援士おすすめ参考書【5冊】
- 情報処理安全確保支援士の過去問対策ツール【4選】
情報処理安全確保支援士の資格を取りたいけど、「独学は不安だな…」と考えていませんか?
確かに…、
- 高難易度のIT国家資格(レベル4)
- 平均合格率は18%ほど
「高レベルのIT国家試験」と「低い合格率」は、不安かと思います。
でも、大丈夫です!
理由は次の2つ。
- 難易度4の試験の中で、一番取りやすい資格といわれている
- ほか高度情報の資格と比べ、試験が年2回ある
「試験のポイント」を押さえて、「過去問対策」をすれば、情報処理安全確保支援士は独学でも合格できますので。
そんな今回は、あなたが独学で合格するために、情報処理安全確保支援士試験のおすすめ参考書をご紹介します!
情報・サイバーセキュリティ人材は、人手不足のため活躍できる場所はたくさんあります。
「あなたにあった参考書」を見つけて、ぜひ資格をとってくださいね!
\飛ばし読みするならコチラ/
情報処理安全確保支援士試験【概要と対策】

「情報処理安全確保支援士」は、“情報セキュリティスペシャリストの後継資格”として2016年に誕生。
IT資格では初の「士業」でもあり、注目の資格です。
略称で「セキスペ」とも呼ばれています。
情報処理安全確保支援士試験は、次の4つ。
試験 | 形式 | 時間 | 合格点 |
---|---|---|---|
午前1 | マーク式 | 50分 | 60点以上/100点満点 |
午前2 | マーク式 | 40分 | 60点以上/100点満点 |
午後1 | 記述式 | 90分 | 60点以上/100点満点 |
午後2 | 記述式 | 120分 | 60点以上/100点満点 |
4つの試験すべてで、合格点以上を取らなければなりません。
そのため、合格するには次の2つが重要です。
- 過去問を繰り返しやること
- 午前・午後試験のポイントを押さえること
具体な対策について見ていきましょう!
【午前】の試験対策とは?
ポイントは「過去問を確実に解けるようにしておくこと」。
午前の試験は、過去問がそのまま50%ほど出題されるからです。
過去問と同じ内容がでたら、確実に得点できるようにしておきましょう。
また、次の2分野は問題のほとんどをしめるので、重点的に学んでください。
- セキュリティ分野(70%ほど)
- ネットワーク分野(10%ほど)
「過去問の徹底」+「上記2分野の集中」が午前試験の対策です。
ちなみに、「午前1」は次の条件で免除にできます。
- 応用情報技術者試験に合格
- 他の高度試験(レベル4)に合格
- 他の高度試験(レベル4)の午前1試験で基準点以上をとる
「応用情報」の資格を先に取ることで、「情報処理安全確保支援士試験」が楽になります。
【午後】の試験対策とは?
次の2つです。
- 読解力+記述力
- 必要な知識
詳しくご説明します。
午後対策①:読解力+記述力とは?
午後試験は記述式。
簡単にいうと「国語の問題」です。
- 読解:問題文にヒントが隠されているので、正しく読み取る
- 記述:経験ではなく、問題の意図を考え、指定字数で解答する
むずかしく考えすぎないのがポイントです。
ヒントは問題文の中に必ず隠れていますので。
「読解力+記述力」の詳しいノウハウは、ご紹介する参考書をチェックしてください!
午後対策②:必要な知識とは?
ノウハウを活かすには、知識が必要です。
次のテーマは頻出なので、必ず勉強してください。
- ファイアウォール・DNSなどの「ネットワーク」
- インシデント・ログなどの「運用管理」
- 暗号・認証・マルウェア対策などの「システム設計」
- セキュリティソフト・ブラウザなどの「ソフトウェア」
また、「ネットワーク構成図」の問題は、ほぼ必ず出ますので対策が必要です。
最近では、クラウド関係の問題も頻出しています。
上記の「基礎的な知識」を身につけ、「応用できるか」が午後のポイントです。
過去問を繰り返し、基礎知識+応用力を身につけてください。
情報処理安全確保支援士おすすめ参考書【5冊】

次の5冊です。
- 情報処理教科書 情報処理安全確保支援士
- ALL IN ONE パーフェクトマスター 情報処理安全確保支援士
- 徹底攻略 情報処理安全確保支援士教科書
- 情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策
- 情報処理安全確保支援士 合格教本
一覧でもまとめてみました。
書籍 | 金額 | 電子書籍 | 特徴 |
---|---|---|---|
情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 ![]() | ¥3,168 | あり | 信頼と実績で選ばれ続ける! シリーズ売上No.1の定番書! |
ALL IN ONE パーフェクトマスター 情報処理安全確保支援士 ![]() | ¥3,080 | なし | 3つの試験対策を凝縮! 必見の読解テクニックが学べる参考書! |
徹底攻略 情報処理安全確保支援士教科書![]() | ¥3,168 | あり | 「解説⇒問題」の積み重ね! スモールステップ方式で知識が身につく! |
情報処理安全確保支援士 「専門知識+午後問題」の重点対策 ![]() | ¥4,070 | なし | 午後試験のテーマ別対策! 重要な10テーマに絞って解説! |
情報処理安全確保支援士 合格教本 ![]() | ¥3,168 | あり | 1冊で午前+午後対策がOK! 過去問演習アプリが付いてくる! |
これらは、「午前2+午後1+午後2」をメインでまとめたテキストです。
さっそく見ていきましょう!
①:情報処理教科書 情報処理安全確保支援士
信頼と実績で選ばれ続ける!シリーズ売上No.1の定番書!
本書は、過去の試験傾向を分析し、必要な知識をわかりやすく解説。
また、過去問を中心に多くの問題演習ができるのもポイントです。
特典:14回分の過去問題解説(旧セキスペ試験含む)
「知識解説+問題演習」で確実に力をつけられる1冊です。
②:ALL IN ONE パーフェクトマスター 情報処理安全確保支援士
3つの試験対策を凝縮!必見の読解テクニックが学べる参考書!
本書は、大きく2部にわかれた構成。
- 前半(1章~4章):セキュリティの理論的知識
- 後半(5章~7章):午後対策の問題演習+テクニック
段階駅に知識を身につけ、実践力を養うことができます。
特に、午後対策の第6章で学べるテクニックは必見です。
問題文・図表を「知識」を駆使して読み解きながら、
問題文に書かかれていない「隠された情報・背景」に気づき、正解を導き出す攻略法
引用:ALL IN ONE パーフェクトマスター 情報処理安全確保支援士
「段階的に学びたい!」、「午後の攻略法が知りたい!」なら、おすすめの1冊です。
③:徹底攻略 情報処理安全確保支援士教科書
「解説⇒問題」の積み重ね!スモールステップ方式で知識が身につく1冊!
本書は、必ず押さえておくべきポイントを、わかりやすく解説したテキスト&問題集です。
特徴は次の2点。
- 最新の傾向を分析し、「支援士」に必要な知識をわかりやすく解説
- 解説+問題を繰り返す「スモールステップ方式」で知識の定着
また、豊富な特典があるのも、本書の特徴です。
- 5回分の過去問解説
- 本書全文の電子版(PDF)
- スマホで学べる単語帳ウェブアプリ
情報処理安全確保支援士の試験対策がまとめてできる1冊です。
④:情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策
午後試験のテーマ別対策!重要な10テーマに絞って解説!
本書は、午前・午後の対策をテーマ別で解説しています。
特にに、午後は重要な10テーマに厳選して対策。
- 認証とアクセスコントロール
- PKI
- ファイアウォール・IDS・IPS・UTM
- サーバセキュリティ
- 電子メールのセキュリティ
- リモートアクセス
- セキュアプログラミング
- 物理的セキュリティ対策
- ログ
- インシデント対応
解法のコツやテクニックもあわせて紹介されています。
さらに、「過去問の効果的な使い方」や「必須の暗記項目」も解説。
午後試験を重点的に対策したいなら、おすすめの1冊です。
⑤:情報処理安全確保支援士 合格教本
1冊で午前+午後対策がOK!過去問演習アプリが付いてくる!
- 午前:知識解説+確認問題でしっかり理解
- 午後:文章の読み方を解説。問題点の発見・記述力が身につく
上記の2部構成になっています。
また、本書は午前対策の特典が充実しています。
- 午前1・午前2の問題演習が「22回分」
- 結果の分析機能で「得意・不得意」を判別
- スマホ・PCでいつでも利用可能
午前1も含めて対策できる1冊です。
情報処理安全確保支援士の過去問対策ツール【4選】

試験は「過去問対策」が重要。
過去問対策ができる、おすすめツールは次の4つです。
- IPA公式サイト
- 市販の過去問
- スマホの無料アプリ
- Web問題集
1つひとつ見ていきましょう!
①:IPA公式サイト

IPA(情報処理推進機構)公式サイトでは、情報処理安全確保支援士の過去問を「無料」でダウンロードできます。

しかも、過去すべての問題が掲載されています!
解説はありませんが、たくさんの問題を解くことができるので、ぜひ使ってください。
②:市販の過去問集
おすすめは次の2冊です。
徹底解説 情報処理安全確保支援士 本試験問題
3期分の過去問と解説がのっている1冊。
「午前1・2/午後1・2」すべての演習ができます。
試験前の総仕上げや、最近の傾向対策に活用してください!
情報処理安全確保支援士パーフェクトラーニング過去問題集
本書4回分+ダウンロード特典18回分の「合計22回」の過去問に挑戦。
しかも、過去問だけではなく、しっかりした解説の掲載。
本番と同じ試験体験ができる問題集です。
③:スマホの過去問アプリ
情報処理安全確保支援士の試験対策ができる「無料」のスマホアプリ。
iPhone
Android
移動中やスキマ時間で気軽に使ってください!
④:Web問題集

「情報処理安全確保支援士過去問道場」は無料で使えるWeb問題集です。
過去問(550問 ※2020年時点)をランダムで出題
しかも、すべての問題に解説があり、何度も活用できます。
パソコン・スマホ・タブレットに対応しているので、空き時間に活用してください!
最後に:独学が辛いなら「通信講座」も検討
「1人で勉強を続ける」のは大変です。
- このやり方であってるのかな…?
- なんで間違ったのかな…?
- 何から学べばいいのかな…?
おそらく、あなたも同じ悩みがあるんじゃないでしょうか?
もし、「独学は不安だ…」「独学はあわない…」と思ったら、通信講座を検討してみたらどうでしょうか?
- 講師がわかりやすく教えてくれる
- 合格までのカリキュラムがしっかりしている
- わからないことは質問できる
- オンラインでスキマ時間でも学習できる
- ノウハウがつまったオリジナル教材がある
通信講座のデメリットは「お金」です。
ただ、「上記のメリット」+「やらなければならない理由」が作れます。

自分自身に勉強を強制させることは、むずかしいですからね
目標は「試験に合格」なので、通信講座への「投資」も一つの方法です。
独学だけじゃなく、「あなたにあった方法」を探してみてください!
最後に、今回ご紹介した参考書をまとめてみました!
おすすめ参考書5冊
それでは、この辺で。
ありがとうございました!
参考記事①:【SE必見】IT転職エージェントおすすめ10選!SES・SIerエンジニア向けに経験・職種別で紹介

参考記事②:【最新一覧】IT国家資格とは?難易度・合格率を分野別にご紹介
