転職先がSESしかない！SES企業が多すぎる理由3つと対策方法を解説

「転職先がSESしかない…」
「SES以外の会社がみつからない…」

IT業界の8割以上は中小企業だということは知っていましたか？

しかも、ほとんどが客先常駐をする会社なので、IT業界はSESしかないと思う方は多いです。

とはいえ、SES以外の会社へ転職する方法はあります。

そんな今回は、SES企業が多すぎる理由を解説しつつ、転職先がSESしか見つからない方へ対策方法をご紹介します。

IT業界はSESしかないと思っている方は、ぜひともご覧ください。

転職先がSESしかない！多すぎる理由3つ

なぜ転職先がSESしかないのか、主な理由は次の3つです。

詳しく見ていきましょう。

IT業界でSES企業は8割以上

転職先がSESしかないのは、IT業界でSES企業が多すぎるからです。

政府統計の総合窓口によると、IT企業の総数が53,150社であるのに対し、中小企業は46,466社。

中小のほとんどがSES企業のため、IT業界の約87%を占めています。

IT業界の8割以上がSES企業なのであれば、他の転職先が見つかりづらいのもしかたないないでしょう。

1人で会社選びをするのは大変なので、マイナビIT AGENT やGeekly（ギークリー）のようなIT専門の転職エージェントに相談するのがおすすめですよ。

客先常駐をさせる会社は約8割

客先常駐をしているエンジニアが多いことも、転職先がSESしかないと思う原因です。

情報産業労働組合連合会（ICTJ）の調査では、約8割の会社でエンジニアを客策常駐させているという結果が出ています。

客先常駐をさせる会社の中にはSIerも含まれますが、ほとんどがSES企業です。

客先常駐メインの会社が多いことも、SES以外の会社が見つけづらい理由となっています。

非公開で募集するSES以外の会社は多い

転職先がSESしかないのは、SES以外の会社は非公開で求人を出すことが多いからです。

とくに人気な会社ほど、求人を非公開にします。

主な理由は次の3つです。

そのため、SES以外に転職するには、非公開求人に応募する必要があります。

非公開求人に応募するメリットは以下のとおりです。

自社開発（Web系）、社内SE、中小の優良企業などは、非公開で求人を出すことが多いので覚えておきましょう。

非公開の求人は、IT業界に特化した転職エージェント経由でなければ応募ができません。

完全無料で使えますが、IT転職エージェントごとに非公開求人は違うので複数登録しましょう。

マイナビIT AGENT やGeekly（ギークリー）は、

とくに人気なIT転職エージェントなので必ず登録しておくと良いですよ。

転職先がSESしかない人の特徴

続いて、転職先がSESしか選べない人の特徴をみていきましょう。

IT未経験のエンジニア

IT未経験のエンジニアは、SES以外の会社へ転職するのはむずかしいでしょう。

SES以外の会社は難易度が高いためです。

未経験から募集している会社もありますが、現実的にエンジニア経験者と比べると合格はむずかしいです。

未経験からエンジニアを目指すなら、ユニゾンキャリア やはじめてのエンジニアを使い、研修が充実しているSES優良企業を探すのが現実的でしょう。

また、SES優良企業や転職方法については「SES優良企業ランキング！おすすめホワイト企業10社を一覧で紹介」で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

ロースキルのエンジニア

エンジニア経験があっても、ロースキルの人の転職先はSES企業がほとんどです。

一般的に、以下の場合はロースキルと判断されます。

IT業界の経験があったとしても、ロースキルのエンジニアを採用してくれるSES以外の会社は少ないです。

まずは、自分1人で開発やインフラ構築ができるスキルを身につけましょう。

SESでもスキルアップできる会社はあるので、今の会社で技術を身につけるのがむずかしいなら、転職も考えるべきですよ。

40代を超えるエンジニア

若いうちであればポテンシャル採用もあるため、SES以外の会社へは比較的に転職しやすいです。

しかし40代を超えたエンジニアは、極端に転職先が少なくなります。

とくに以下のような強みがない40代を超えたエンジニアは、SES以外の会社へは転職がむずかしいでしょう。

いわゆるプレイヤーとしてのエンジニアを採用するなら、企業は40代より若手を選びます。

そのため、SES以外の会社を目指すなら、20代・30代でポテンシャル採用をしてもらえるときに転職すべきです。

SES業界の40代・50代についてまとめた記事があるので、あわせてご覧ください。

転職先がSESしかないときの対処法

では、SES以外の転職先を選ぶためにはどうしたら良いでしょうか？

この章では、転職先がSESしかないときの対策を紹介します。

SES以外が多いIT転職エージェントを使う

SES以外の会社へ転職するのにもっとも確実な方法は、IT転職エージェントを使うことです。

IT転職エージェントは「希望にあった会社を無料で紹介してくれる転職支援サービス」で、非公開の求人も多数もっています。

一般には公開されない隠れた優良企業なども紹介してくれるため、SES以外の会社に出会える可能性は高いです。

ちなみに、これから転職を考えているなら、マイナビIT AGENT かGeekly（ギークリー）の利用がおすすめ。

Web系の自社開発、社内SE、受託の大手SIerの求人が多く、エンジニア転職の実績が豊富だからです。

完全無料で使えるため、ぜひ活用してみましょう。

高いスキルを身につける

SES以外の会社に転職したいなら、高いスキルを身につけることも就職活動で有利になります。

具体的には、次の業務を1人でできるようになるといいでしょう。

IT業界は人手不足のため、しっかりとしたスキルがあれば転職先は選びたい放題です。

まずは、スキルアップできるならSES企業に転職するのも方法ですよ。

SESでもスキルアップできる優良企業を探すなら、以下IT転職エージェントがおすすめです。

すべて無料で使えるので、ぜひ使ってみてください。

転職先がSESしかない！まとめ

改めて、転職先がSESしかない理由をまとめると以下のとおりです。

そもそもIT業界ではSES企業が多いため、普通に転職先を探しても希望の会社は見つかりません。

そのため、SES以外の会社へ転職したいなら「IT転職エージェント」を使いましょう。

エンジニアに特化した転職エージェントであれば、非公開で求人を出している優良IT企業を紹介してくれますよ。

マイナビIT AGENT やGeekly（ギークリー）がおすすめですが、転職成功者は平均4.2社の転職エージェントを活用しています。

どれを使うか悩んだらすべて登録して、あなたに合ったIT転職エージェントを見つけてください。

それぞれのIT転職エージェントについて詳しく解説した記事もあるので、気になる方は合わせてご覧ください。