SIerからフリーランスエンジニアになる方法！メリット・デメリットも解説

SIerからフリーランスになる人が増えているのは知っていますか？

フリーランスを支援するサービスが増えてきたので、昔に比べて独立がしやすくなったのが理由です。

会社員と同じような業務なのに、 20代や30代で月給100万円以上の人もいますよ。

そんな今回は、SIerからフリーランスになる方法をご紹介しつつ、

フリーランスで働くメリット・デメリットについても解説していきます！

SIerからフリーランスエンジニアになれる理由

SIerをやめて、本当にフリーランスになれるか不安ですよね？

そんな方向けに、まずはSIerからフリーランスになれる3つの理由から解説します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①：日本のフリーランス人口は増えている

日本のフリーランス人口は2015年で937万人だったのが、2021年では1,577万人まで増えました。

フリーランス人口が爆発的に伸びたのは、テレワークの普及が一つの要因です。

好きな案件が選べる、会社員よりも給料が上がる、しかも在宅で働けるというのは、大きなメリットですからね。

今後もエンジニアの働き方は多様化していくので、フリーランスの人口は確実に増えていくかなと。

②：SIerからフリーランスになった人は多い

現実として、SIerからフリーランスになった人はたくさんいます。

いくつか実際にフリーランスになった方の声を見てみましょう。

20代の頃、SIerからフリーランスになって月当たり70~80万前後稼いでた。エンドは厚労省・イオ○銀行・朝○新聞社など。インフラエンジニアで、ブレードサーバー、VMware、ファイバーチャネルを指したり抜いたりしてました。

— ブリフィス (@NATSCUMCO) May 18, 2019

新卒で4年SIerで働いて、今年からフリーランスとして現場で開発やってるんですが、これでも駆け出しエンジニアなのでしょうか

— あんせむ (@uknow_tech) July 7, 2020

SIerからフリーランスになってweb系でお仕事させてもらってるけど、今の仕事になるときに、Javaを棄てたいなんて思ったことなかったなー。

ScalaもKotlinも少しだけ触ったけど、それはJavaの技術力へ転化させるためだしなぁ。

まぁあわよくば仕事でやりたいけどさ。

— 執着心をなくす(Pooh3) (@Pooh3Mobi) March 22, 2017

意外と思われるかもしれませんが、20代からフリーランスへ転向した方は多いです。

SIerでは新卒から設計～開発までの経験ができるので、

若くてもフリーランスで活躍できるスキルが身についているんですよね。

今ではレバテックフリーランスなど、フリーランスエンジニアを無料でサポートしてくれるサービス充実しているので、

やる気さえあれば、若いうちからチャレンジしやすいですよ。

③：SIer経験を活かせる仕事は多い

調べるとわかりますが、SIerの経験を活かせるフリーランスの仕事はたくさんあります。

例えば、レバテックフリーランス で取り扱っているフリーランス案件は33,704件もあるので。

実際、どんな案件があるのか一部をご紹介しますね。

仕事内容は、PMから設計・開発、インフラ系とさまざま。

レバテックフリーランスを含めた、フリーランスエージェントを活用すれば、

あなたの経験を活かせる仕事が簡単に見つかります。

以下3つはおすすめのフリーランスエージェント。

完全無料で使えるので、気軽に登録してみましょう。

SIerからフリーランスエンジニアになるメリット

SIerからフリーランスエンジニアになるメリットは、次の3つです。

SIer経験のある人は、フリーランスになるメリットは大きいです。

今の会社に不満がある、会社員は合わないという人はぜひ参考にしてください。

①：高い確率で年収アップ

フリーランスになる一番のメリットです。

例えば、レバテックフリーランスが紹介するJavaやPHP案件では、最高で月額145万円の仕事がもらえます。

PHP案件を例にして、「平均単価」と「最高単価」で年収を計算すると以下のとおり。

年収1,000万以上も夢じゃありません。

ちなみに、システムエンジニア（SE）の平均年収は約550万円なので、

平均単価で仕事ができれば年収は約1.5倍に上がります。

フリーランスは契約金額が丸ごと自分の収入になるため、高確率で年収アップします。

②：仕事が自由に選べる

フリーランスエンジニアは、自分がやりたい業務に応募・契約をして仕事をします。

そのため、働く場所・時間・仕事内容など、自分が好きなように選べるのはメリットです。

SIerでは会社の指示で仕事が決まるので、いやな仕事でも無理をしなければいけないですからね…。

やりたい仕事が明確になっていたり、仕事を選ばせてもらえなかった方は、

SIerからフリーランスになるメリットは大きいです。

③：人間関係の悩みが減る

SIerで働いていると、苦手な上司や同僚との関係で悩むことってありませんか？

この人と一緒に仕事をしたくないと思っても、

会社員だと退職しなければ離れられないんですよね…。

ただし、フリーランスなら自分の意思で現場や環境を変えられるので、人間関係をリセットできます。

実際に会社を辞める理由で、人間関係の問題は多いですからね…。

SIerからフリーランスへ転職することで、ムダな人間関係の悩みがなくなり、ストレスが減らせます。

SIerからフリーランスエンジニアになるデメリット

一方で、SIerからフリーランスエンジニアになるのはデメリットもあります。

本章では、以下3つのデメリットについて解説していきます。

①：給料が不安定になる

会社員との違いは、フリーランスは働かないとお金がもらえないことです。

例えば、以下のようなときは「収入がない」or「少ない」状態に…。

フリーランスは働けないと収入が減るので、会社員より給料は不安定になります。

ただしメリットで書いた通り、

フリーランスエンジニアは高い給与がもらえるようになります。

万が一、働けなくなってときを考えて、お金の管理をしっかりしておけばリスク回避できますよ。

②：社会的な信用が落ちる

会社員は企業の一員として認められているので、それだけで社会的な信用を得ることができます。

ただし、フリーランスは「個人」なので、

収入が安定しないなどの理由から、社会的な信用が落ちることに…。

結果として以下のようなサービスを受けづらくなります。

もし、クレジットカードを持っていなかったら、会社を辞める前に作っておくといいですよ。

ちなみに、「フリーランス＝お金が借りられない」わけではないので、ご安心を。

銀行によって条件は違いますが、フリーランスを数年経験して、収入がしっかりしていればローンも組めますので。

③：福利厚生がない

フリーランスになると、次のような福利厚生がなくなります。

他にも「社会保険料」は全額自己負担になるし、「確定申告」は自分でやらなければなりません…。

ただ最近では、充実した福利厚生が受けられるフリーランスエージェントのサービスが増えてきています。

特にMidworks（ミッドワークス）は、正社員並みに福利厚生が充実していますよ。

SIerからフリーランスエンジニアになる方法

SIerからフリーランスエンジニアになる方法は、いろいろとあります。

どの方法が良いというのはありませんが、

初めてのフリーランスで不安な方は、フリーランスエージェントを利用するのがおすすめです。

フリーランスエージェントとは？

フリーランスエージェントとは、案件の紹介、企業との契約、金額交渉まで代行してくれる無料サービスのこと。

仕組みは以下のような感じです。

初めてフリーランスで仕事をするときに大変なのは「案件の獲得」をできるかどうか。

フリーランスエージェントに登録しておけば、豊富な案件から自分に合ったのを選ぶことができます。

次のような方は、フリーランスエージェントにぜひ登録してみてください。

フリーランスエージェントは複数使うべき

安定して仕事をもらうために、複数のフリーランスエージェントを使いましょう。

フリーランスエージェントを1つしか利用していないと、良い担当者や希望の案件に出会えないこともありますので…。

フリーランスエージェントは「合う・合わない」もあるので、

いろいろと試して自分に合ったサービスを使いましょう。

SIer向けおすすめフリーランスエージェント3選

SIerからフリーランスになるなら、以下3つのフリーランスエージェントを使いましょう。

数あるフリーランスエージェントの中で、求人数が多く、福利厚生などのサポートが充実していますよ。

Midworks（ミッドワークス）

公式サイト：https://mid-works.com/

おすすめ度	5
エリア	東京・神奈川・埼玉・千葉
公開案件	1,300件
特徴	給与保障 福利厚生が充実 還元率80%以上の低マージン
運営会社	株式会社BrandingEngineer

Midworks（ミッドワークス）は、フリーランス初心者におすすめしたいエージェントNo.1。

なぜなら、福利厚生が充実しすぎて、正社員並みの保証を受けて働けるからです。

さらに、エンジニアへの還元率も公開していて、業界低水準20%の低マージン。

安定・安心でSESからフリーランスに転職するなら、Midworks（ミッドワークス）には登録すべきです。

レバテックフリーランス

公式サイト：https://freelance.levtech.jp/

おすすめ度	5
エリア	関東・関西・九州
公開案件	14,000件以上
特徴	高収入・高単価の案件多数 利用者満足度92.6% 契約更新率90％以上
運営会社	レバテック株式会社

レバテックフリーランスは、登録者数No.1の業界最大手。

14,000件を超えるトップクラスの案件数と、平均年収862万円の高収入が魅力のフリーランスエージェントです。

さらに、利用者は20代～30代が70%以上。

若手のフォローに自身があるので、初めてのフリーランス転職なら親身に相談にのってくれるレバテックフリーランスがおすすめです。

PE-BANK（ピーイーバンク）

公式サイト：https://pe-bank.co.jp/

おすすめ度	4
エリア	全国主用10都市
公開案件	1,236件以上
特徴	設立30年以上の老舗企業 マージン率8%～12% 全国展開
運営会社	株式会社PE－BANK

PE-BANK（ピーイーバンク） は、フリーランスサポート歴No.1。

大企業から中小ベンチャーまで幅広い案件がある、設立30年以上の老舗企業です。

注目は業界で最も低い8%～12%のマージン率。

平均年収も800万円以上と高水準なのが魅力です。

福利厚生も手厚いので、10年以上利用しているフリーランスは全体の25%ほど。

低マージン、高収入、老舗の安心感があるPE-BANK（ピーイーバンク） は、登録して損がないフリーランスエージェントです。

SIerからフリーランスエンジニアになって失敗しないためには

本章ではSIerからフリーランスへの転職を失敗しないために、以下3つをご紹介します。

①：最低でも2年以上の実務経験は必要

フリーランスエンジニアでやっていくためには、スキルや実績が大切。

最低でも2年以上の実務経験がないと、フリーランスエージェントを使っても仕事を見つけるのはむずかしいです。

ちなみに「未経験からフリーランスになれる！」って情報をみかけますが、

エンジニアじゃなくて、ただの一般派遣ってことが多いです。

こんな感じの、ITっぽい仕事しかもらえないので注意してください。

SIerからフリーランスを目指したいなら、

最低でも2年以上は実務経験を身につけてからチャレンジしてくださいね。

②：若いうちにチャレンジする

SIerからフリーランスになるなら、20代～30代のうちにチャレンジしましょう。

若いうちなら失敗してもやり直せるし、いろいろな仕事に挑戦できますからね。

逆に、結婚したり、年齢が高くなってから、フリーランスになるのはリスクが大きいです…。

フリーランスになるなら若いうちからチャレンジして、

働き方が自分に合っているかも含め、早めに確認するのがいいですよ。

③：優良企業への転職も検討する

「本当にフリーランスになって良いのか？」は落ち着いて考えてみましょう。

次のような理由であれば、優良企業へ転職することでも実現しますので。

どうしても会社員とくらべると、フリーランスはリスクが大きいです。

会社員なら収入面の心配をしなくてもいいし、社会的な信用もありますからね。

少しでもフリーランスに不安があるなら、自分に合った働き方ができる会社を探すのも方法です。

IT転職エージェントを使えば、豊富な求人から希望に合った会社を紹介してくれますよ。

SIerからフリーランスエンジニアになる方法まとめ

今回は「SIerからフリーランスエンジニアになる方法」について書きました。

今後も働き方の多様化は進むので、フリーランスエンジニアはどんどん増えていくでしょう。

何から始めたらいいかわからない人は、フリーランスエージェントを使うのがおすすめです。

まずは複数のフリーランスエージェントに無料登録して、情報収集から始めてみましょう。