客先常駐でSEが現場営業するメリット7選!【具体的な方法も紹介】

現場営業するよう依頼されたSE

「客先常駐のSEだけど、現場営業してって言われた……。

どうしたらいいんだろう?

そもそも、SEが現場営業するメリットってあるのかな?

あと、SEの自分にもメリットがないと、やる気が起きないな…」

こういった悩みを解決します。

本記事のテーマ

  1. SEが現場営業する「会社メリット」【3選】
  2. 現場営業するSEの「本人メリット」【4選】
  3. SEが現場営業する方法とは?

僕はIT業界15年、SESで8年ほど営業をしています。

ぶっちゃけ、現場営業できるSEの人って最強だなと思っています。

エンジニアの「技術力」、営業の「提案力」があれば、どこでも活躍できるんじゃないですかね?

そこで今回は、「客先常駐(SES)でSEが現場営業するメリット」をお伝えしたいと思います。

  • 現場営業ってなに?
  • SEが現場営業してメリットがあるの?
  • そもそも、SE側の仕事が増えるだけじゃない?

これらの疑問をお持ちの人は、ぜひ記事をご覧ください。

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SEが現場営業する「会社メリット」【3選】

SEが現場営業してくれると、会社はメチャメチャ助かります。

  • 理由①:現場へアプローチしやすい
  • 理由②:現場の決裁者が近い
  • 理由③:営業がいらない

具体的に上記3つを解説します。

理由①:現場へアプローチしやすい

プロジェクトの状況を知ることで、現場へアプローチがしやすくなります。

  • プロジェクトの増員計画
  • プロジェクトのスケジュール
  • 現場メンバーの状況

プロジェクトの増員計画が分かれば、追加でエンジニアの紹介が可能。

プロジェクトを抜けそうな人がいるなら、交代でエンジニアの提案もできます。

これらは営業の仕事ですが、現場にいるSEの方が現場の詳細を知っているので具体的なアプローチができます。

その場にいるSEだからこそですね、

理由②:現場の決裁者が近い

ぶっちゃけ、営業の仕事は「現場の決裁者」へ提案できればなんとかなります。

理由は簡単:決裁者がプロジェクトの増員を決めるから

ただ、ふつうの営業が決裁者にたどり着くのは、結構大変…。

決裁者は、「忙しい」&「いろいろな会社からアプローチがくる」ので、新規で提案しても門前払いされてしまいます。

現場内のSEであれば、決裁者との距離が近くてアプローチがしやすいのです。

エンジニア

うちの会社で役に立てるエンジニアがいますけど、ご紹介しましょうか?

こんな感じですね。

この提案が気軽にできる距離にいるのは、現場SEの特権です。

理由③:営業がいらない

現場のSEだけで、営業が完結しますので。

営業コストの削減にもなるため、SEが現場営業できると会社のメリットは大きいです。

ただ、完全に営業がいらないわけではありません。

「新規の開拓」、「増員SEの確保」、「社内調整」などは営業がおこなうべき

SEは現場で技術力をいかし、プロジェクトに貢献するのが本業です。

SEの現場営業は、「営業を現場からフォローすること」だと思ってください。

現場営業するSEの「本人メリット」【4選】

SEが現場営業するのは、本人にもメリットがあります。

具体的には次の4つです。

  • その①:会社からの評価UP
  • その②:スキルが身につく
  • その③:働くメンバーを選べる
  • その④:転職の時に有利(引き抜きあり)
  • その①:会社からの評価UP

その①:会社からの評価UP

エンジニア×営業=必要不可欠な人材

SEだけでも大変なのに、営業までやれる人なかなかいません。

会社としても、貴重な人材を評価するのは当たり前です。

ライヲン

というか、それで評価しない会社なら転職すべきです…。

SEだけではなく現場営業をするのは、必要不可欠な人材になるチャンスです!

ぜひ、機会があるなら現場営業にチャレンジしてみてください。

その②:スキルが身につく

現場営業をすると、次のスキルが身につきます。

  • ヒアリング力
  • 提案力
  • 課題発見力

相手の悩みを聞き出し、課題を見つけ、適切な提案をするのが営業です。

これらはSEとしても役立つスキルです!

例えば、

ヒアリング力

⇒メンバーとの意思疎通、顧客要望のヒアリング

提案力

⇒作業の効率化、プロジェクトの増員計画を提案

課題発見力

⇒プロジェクトの遅れや問題を早期に発見

SEが現場営業することは、エンジニア本来のスキルアップにつながります!

その③:働くメンバーを選べる

一緒にいて楽しい人と仕事したくないですか?

現場営業=人の提案=働きたいメンバーを提案できる

客先常駐だと、自社のメンバーと働けないことが多いと思います。

ただ、現場営業をすると「あの人と一緒に仕事したら面白いだろうな~」と思ったら、自ら提案して希望をかなえることができます。

エンジニア

来月から〇〇できる人がいるんですけど、どうですか?

もちろん、現場や社内の状況で難しいことはありますが、可能性はゼロじゃないです。

せっかくなら、楽しく働ける環境を作る提案をしましょう!

その④:転職に有利(引き抜きあり)

「SE」&「現場営業」できる人は、市場価値がメチャメチャ高いです。

ぶっちゃけ、いろんな会社から声がかかりますし、年収UPも楽勝だと思います。

僕は採用担当もしていますが、現場営業できるSEの人は取り合いなので…。

エンジニアは売り手市場なので、「営業もできるSE」は引く手あまた。

あと、現場営業しているSEの人は、大手企業に引き抜きされることもあります。

決裁者の人と距離が近いので、実力があると声をかけられやすいんですよね。

自分の市場価値が高まれば、転職のとき選択肢が増えて有利ですよ!

SEが現場営業する方法とは?

難しく考えず、次の3つを意識すればOKです。

  1. 決裁者と仲良くなる
  2. プロジェクトの状況を把握する
  3. 営業と連携する

詳細にお伝えしますね。

①:決裁者と仲良くなる

ぶっちゃけ、これが一番手っ取り早い方法です。

例えば、

  • 飲み会で隣に座る
  • 喫煙所で声をかける
  • 雑談にまじる

もし、仲良くなるキッカケがないなら、直接「うちでこんな人がいますけど?」と話しをするのもありです。

仕事につながる話なので、嫌がられることはないと思います。

ただ、前提として「現場で成果を出して、評価されること」は必要です。

決裁者にとっては、できない人と仲良くなってもメリットがありません。

決裁者と仲良くなるための努力は必要です!

②:プロジェクトの状況を把握する

具体的には次のような情報です。

  • 増員のタイミングは?
  • 人員の交代があるか?
  • フェーズが変わる時期は?
  • スケジュールの遅れはあるか?

これらの情報がわかれば、現場営業はやりやすいです。

決裁者の人じゃなくても、リーダーや現場の先輩へ「うちでメンバーがいますけど?」と話せるからです。

情報は武器なので、プロジェクトの状況把握はしておきましょう。

③:営業と連携する

現場からの提案が難しければ、営業と連携してアプローチしましょう。

  • 決裁者は〇〇さんという人です。
  • このタイミングで増員がありそう。
  • 人材の交代がありそう。
  • 新たに別プロジェクトが立ち上がりそう。

などなど…。

これらの情報があるだけで、営業はメチャメチャ助かります。

ライヲン

僕も営業をしていますが、内部の状況が分かるだけで提案がしやすいです!

SEが自ら提案するのは大変なので、営業へ任せてしまうのも方法ですよ。

まとめ

改めて、SEが現場営業をするメリットをまとめてみました。

会社メリット
  • 現場の状況が内部から分かるのでアプローチしやすい
  • 決裁者が近くにいるのは、現場SEの特権
  • 営業コストの削減。営業は注力する業務が他にある
SEメリット
  • 会社からの評価UP。必要不可欠な人材になれる
  • SEでも使える営業のスキルが身につく
  • 一緒に働くと楽しいメンバーが選べる
  • 転職で有利。大手企業に引き抜かれる可能性あり

こんな感じです。

ぶっちゃけ、「現場営業とか嫌だな~」と思うかもしれません。

ただ、冒頭でもお伝えした通り、エンジニアの「技術力」・営業の「提案力」があれば、どこでも活躍できます。

SEとして現場営業をする機会があれば、チャレンジしてみてください!

最終的には自分自身にメリットがありますので。

それでは、この辺で。
最後までありがとうございました。

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