「SIer=ブラック企業しかない」は昔の話?【SEの7Kで解説】

記事のまとめ

SIerはブラック企業しかないのか?

結論から言うと、「SIer=ブラック」じゃないです。

昔のSIerは「きつい」「帰れない」など、SEの7Kと言われていたが今は違います。

とはいえ、ブラックSIerがあるのも事実。

IT業界15年の僕が「ブラックSIerの特徴」や「今の時代のSIer」ついてご紹介します!

「SIer=ブラック企業と思っていませんか?

きつい…、帰れない…、給料が低い…、下請け仕事…、土日出勤…などなど。

イメージが先行して、「SIer=ブラック」と思っている人が多い印象です。

エンジニア

SIerはブラック企業しかないんじゃないの?

ライヲン

そんなことないよ!
今は働きやすいホワイト企業もたくさんあるよ!

結論、「SIer=ブラックしかない」という考えは間違いです。

IT業界の中でも平均年収は高いし、プライベートを充実させられる会社は多くあります。

そんな今回は、SIerがブラックしかないと言われる理由を否定しつつ、

ブラックSIerの特徴について紹介していきます。

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SIer=ブラックしかない?NG企業の特徴3つ

結論として、SIerがブラックかどうかは会社次第です。

ブラックSIerもあれば、ホワイト優良企業もありますので。

本章では、ブラックSIerの特徴3つをご紹介していきます。

①:下請けすぎるSIerはNG

SIerは多重下請け構造です。

下請けすぎるSIerほど年収は低く、上の会社に振り回されて仕事をしなければなりません…。

結果として、下請けすぎるSIerはやめとけと言われてしまいます。

働くならなるべく元請 or 2次請けまでのSIerにするべきです。

3次請け以降のSIerはやめておきましょう。

②:変化ができないSIerはNG

今は変化が激しい時代です。

SIerも生き残るには、時代にあわせた柔軟な変化と対応が求められます。

例えば、次のような取り組みです。

  • テレワーク
  • 働き方改革
  • 育休・産休(男性も)
  • 海外展開
  • アジャイル開発
  • 受託以外の自社サービス展開

昔ながらの受託開発終身雇用年功序列とかは古すぎます。

細かいところだと、紙の発注書、Excel管理、対面の打ち合わせとか、スピードが速い仕事について行けません。

ライヲン

変化ができないSIerに将来性はないよ…。

③:20代・30代が少ないSIerはNG

20代・30代が少ないということは、エンジニアの離職率が高い証拠。

労働環境が悪いブラックSIerの可能性が高いです。

IT業界は人材不足なので、どこの会社でも20代・30代の若くて経験のあるエンジニアを欲しがっています。

実際、エンジニア不足の調査をしたところ、90%以上の会社が人手不足と感じている結果がでていますので。

引用:情報処理推進機構(IPA)-IT人材白書2020

そんな状況で、次のようなブラック企業で働く意味はありません。

  • 給料が低い
  • スキルが身につかない
  • 残業が多すぎ
  • 年功序列
  • エンジニア軽視

20代・30代の若手が少なかったり、人がよく辞める会社なら転職を考えた方が良いでしょう…。

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SIerがブラックしかない!は昔の話【SEの7Kで解説】

前提として、SIerがブラックだったのは昔の話

働き方改革やワークライフバランスの充実をすすめていて、IT業界では働きやすい会社が急激に増えています。

とはいえ、昔のSIerはブラックな環境が多く「SEの7K」なんて言葉がありました。

SEの7Kとは?

SEの仕事は「きつい」「帰れない」など、大変だということを表わす言葉。

7つの項目があり、それぞれローマ字にすると頭文字が「K」になることから7Kと呼ばれていた。

本章では、以下SEの7Kについて解説しつつ、「今のSIerがどうなっているのか?」をご紹介します。

①:給料が安い

ハッキリ言って、SIerの給料が低いというのは誤解です。

むしろ、平均年収は高い業界です。

システムエンジニア(SE)の平均年収は約550万円ほど。

参考:政府統計ポータルサイト「e-Stat」-賃金構造基本統計調査

平成30年の全職種の平均年収は441万円国税庁調べ)なので、

一般的なサラリーマンと比べて100万円以上も高い年収をもらっています。

システムエンジニア(SE)

平均年収550万円

全職種

平均年収441万円

しかも、30代で年収500万円以上もらえるのが、SIerで働くシステムエンジニア(SE)の特徴です。

参考:政府統計ポータルサイト「e-Stat」-賃金構造基本統計調査

では、高い平均年収がもらえるSIerが、なぜ「給料が低い」と言われるのでしょうか?

それは、多重下請け構造が原因です。

SIerでも大手SIer(元請)もあれば、2次請け・3次請けの中小SIerもあります。

下請けになるほど仲介料(マージン)がとられるので、会社の利益が減りエンジニアの給料も低くなってしまいます・・・。

結論、「SIer=給料が低い」じゃなくて、下請けすぎるSIerは年収が低いと理解しておきましょう。

②:休暇が取れない

これも誤解です。

土日祝日の休みはもちろん、有給も取れるのでご安心ください。

令和2年の厚生労働省が発表している、有給取得率は全国平均で56.3%

対して、SEが働く「SIer・ITベンダー」の有給消化率は64.0%という結果が出ています。

システムエンジニア(SE)

有給取得率64.0%

全国平均

有給取得率56.3%

そもそも今の世の中、年間5日以上の有給取得は国で義務化されています。

SIerだけ休みが取れないなんてことはありません。

ライヲン

有給が5日以上取れないなら、それは所属する会社が問題なだけだよ!

とはいえ、プロジェクトによっては忙しい時期があって、休めないこともあります。

大切なのは、常に休みが取れない「ブラック体質」の会社かどうかを見極めることですね。

③:帰れない

いやいや・・・、奴隷じゃないんで帰れますよ。

確かに以前のSIerでは、デスマーチ(死の行進)と呼ばれるぐらい過酷な残業をさせる会社があったのも事実です。

とはいえ、それは昔の話。

厚生労働省が発表している、令和2年の「SIer・ITベンダー」の平均残業時間は15.5時間です。

全国平均が12.4時間なので、ほぼ変わりません。

システムエンジニア(SE)

残業時間15.5h

全国平均

残業時間12.4h

当然、プロジェクトや時期によっては、遅くまで残業が必要な場合もありますが、

帰れないくらい忙しいことはないかなと・・・。

仮に帰れないほど残業が必要な状況なら、次のどれかです。

  • プロジェクトが悪い
  • 管理者が無能
  • 会社がブラック

今だとテレワークを推奨するSIerも増えているので、「SIer=帰れない」わけじゃないですよ!

④:規則が厳しい

これはSIerというより、プロジェクトや会社次第ですね。

例えば、金融や医療のプロジェクトであれば、セキュリティ面も含めてルールが徹底しています。

外部にアクセスできない仕様書のフォーマットは指定スマホ持ち込み禁止、などなど…。

SIerは受託開発がメインなので、顧客にあわせたルールや規則にしていることが多いです。

ただ問題なのは、何も考えていない昔ながらの古い体質の会社かなと。

  • 上司より先に帰ってはダメ
  • 服装は絶対スーツ
  • 飲み会へは強制参加
  • 書類は紙が基本
  • 無駄な定例会議や帰社日

これらは、全部ムダな規則ですよね・・・。

いつまでも変わらず、同じような古い考えのブラックSIerもあるので要注意です。

⑤:きつい

これもプロジェクトや会社によって違うし、1人ひとりの価値観でも変わるかなと。

例えばSIerの年収は、一般的な職種よりも100万円以上高い「平均550万円」です。

とはいえ、これが「高い」or「低い」かの感じ方は人によって違いますからね。

残業も定時が基本のプロジェクトで働く人もいれば、

残業するのは当たり前だけど「仕事が楽しい!」って人もいますので。

エンジニア

40代で年収400万円の人にとっては、「平均550万円」は高いと感じるよね!

ライヲン

逆に、残業はないけど、パワハラが当たり前の会社で働くのはきついからね…。

結論として、「SIer=きつい」というより、環境があなたの理想に合っているかどうかだけ。

しっかりとあなたに合った会社を選ぶようにしましょう。

ちなみに、希望の会社・働き方があるなら、ITエージェントに相談するようにしましょう。

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⑥:結婚できない

いやいや…、結婚している人いますから。

これは少し強引すぎますよね・・・。

まぁ、昔は残業のわりに給料が低いとか、緊急対応でいつ呼び出しがあるかわからないとかで、

結婚や恋愛がしづらかったのかなとは思いますが…

このあたりは、SIerとか関係なくプライベートな内容ですね。

⑦:化粧がのらない

これも強引すぎるw

僕は男なのでわからないですが、夜勤や残業が多くて化粧の時間がないとか、

睡眠不足で肌の調子が悪いとかだったのかなと・・・。

ぶっちゃけ、長時間のフライトで飛行機にのるCA(キャビンアテンダント)さんや看護師さんは、今でも夜勤・残業が多い職業です。

SIerだけ言われるのはおかしいと思います。

ブラックSIerを見極める方法【ITエージェントを使うのが簡単】

ここまで「SIer=ブラックじゃない」とお伝えしてきましたが、やめておくべき会社が存在するのも事実です。

もし、今働いている会社がブラックだと感じたり、

これからSIerへ転職・就職を考えている方は、ITエージェントを使いましょう!

というのも、ITエージェントは「やめておくべきブラックSIerを知っている」からです。

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ちなみに、やめておくべきブラックSIerへ入社してしまう方は、ITエージェントを使っていないことがほとんどです。

エンジニア

転職・就活サイトだけじゃダメなの?

ライヲン

求人サイトは「企業の良いことしか書かれていない」から注意が必要なんだよ!

求人サイトや企業HPは、会社のブラックな部分を隠して掲載することができます。

失敗しない転職・就職をしたいなら、必ずIT業界の専任アドバイザーに相談しましょう。

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SIer=ブラックしかない!は時代遅れ|まとめ

本記事についてまとめました。

  • 「SIer=ブラックしかない」はウソ
  • ブラックSIerかどうかは会社やプロジェクト次第
  • 昔のSIerで働くSEは7Kと呼ばれるブラックな環境が多かった
  • 今のSIerは給料は高め、有給も取りやすい、残業も平均的になった
  • 下請けSIer、変化ができないSIer、若手が少ないSIerは要注意
  • ブラックSIerを見極めるなら、IT転職エージェントに相談するのが簡単

こんな感じですね。

どこの業界も一緒ですが、ブラックな職場があれば、ホワイト企業も存在します。

「SIerはブラックらしい…」という先入観にまどわされず、しっかり働く会社を見極めるのが重要です。

エンジニア

結局は働く会社次第ってことだよね!

ライヲン

ぶっちゃけ、Web系や社内SEでもブラック企業はあるからね!

とはいえ、1人でブラックSIerかを見極めるのは難しいので、IT転職エージェントに相談して企業は探しましょう。

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