【SIerとWeb系】6つの違いを徹底比較!どっちがあなたに向いている?

記事のまとめ

SIerとWeb系の違いについて解説!

これから、SierとWeb系どちらで働くべきか悩んでいるエンジニアに向けに、

2つの違いについて徹底比較しました。

結論として、どっちが上とかはありません。

大事なのはSierとWeb系の違いを理解して、あなたに合った職種を選ぶことですよ!

エンジニア

SIerとWeb系ってどっちが良いんだろう?
Web系の方が良いって聞くけど、本当かな?

ライヲン

SIerとWeb系には、どっちが上とかはないよ!
自分にあった方を選べばOK!

ネットでは「Web系は上」「SIerは下」って意見を見かけますが、そんなことはありません。

SIerとWeb系はそれぞれ違いがあり、人によって向き不向きがあるので。

そんな今回は、SIerとWeb系の違い6つをご紹介します。

あなたにとって、「SIerとWeb系どっちが向いているのか?」の参考にしてください!

目次

SIerとWeb系の違いについて

まずは、本記事の前提から書いてしまいますが、

SIerとWeb系は「どっちが上とかはない」です。

このあたりを知らずに、「Sierはダメ…、Web系は最高!」って考えで転職すると後悔します…。

SIer
Web系
  • いろいろな案件に携われる
  • 大規模プロジェクトに参加できる
  • 設計・管理が中心
  • 技術重視
  • プログラミングがメイン
  • 最新技術に触れられる

こんな感じです。

詳しい違いは、本記事の「SIerとWeb系の違い【6つ】」で解説していますが、

まずは、SIerとWeb系について、それぞれ簡単に説明していきます!

SIerとは?

「SIer(エスアイヤー)」とは、システムの開発を請け負う会社のことです。

顧客の希望をヒアリングして、最適なシステムの「企画・開発・運用」までのすべてを担当します。

例えば、1つのシステムを作る場合には、次のような情報が必要です。

  • どんな人が使うのか?
  • 何ができる必要があるのか?
  • 何人くらいで使うのか?
  • いつまでに必要なのか?
  • 予算はどのくらいなのか?

これらの内容をヒアリングし、決められた予算の中で希望にあったシステムを作り、顧客へ提供するのがSierです。

エンジニア

自社のためじゃなく、顧客のためにシステムを作るのがSIerの役割だね!

また、大規模なシステム開発になると、自社だけではエンジニアが足りなくなります。

そのため、プロジェクト毎にエンジニアを外注して、適切な人員の調整をするのもSIerの仕事です。

Web系とは?

Web系とは、Web上で動くシステム・サービス・アプリを開発する仕事

わかりやすい例で言うと、次のようなサービスがあります。

  • ネットショッピング(Amazon、楽天)
  • SNS(LINE、Twitter、Facebook)
  • キャッシュレス(PayPay、メルペイ、楽天ペイ)
  • Web会議(Teams、Meets、Zoom)

SIerは顧客のためにシステムを作りますが、

Web系は「自社サービスの企画・運営・開発」で収益を上げるビジネスモデルが基本です。

SIerとWeb系の違い【6つ】

ここでは、SIerとWeb系の違いを6つ解説します。

  1. 「将来性」の違い
  2. 「平均年収」の違い
  3. 「平均年齢・勤続年数」の違い
  4. 「スキル」の違い
  5. 「開発方法」の違い
  6. 「職場環境・評価」の違い

それでは、1つずつ見ていきましょう!

①:「将来性」の違い

SIerもWeb系どちらも将来性はありますが、両方とも課題があるのも事実です。

それぞれ将来性の違いを見ていきましょう。

変化できない中小SIerは淘汰される

SIerは将来性がないと言われたりしますが、そんなことはありません。

SIerが今後も必要かを調査した結果、62.6%の企業がSIerは必要不可欠と回答していますので。

引用:ITmedia-DXを狙う企業の62.6%は「SIerが不可欠

「第2回 デジタルトランスフォーメーション(DX)動向調査」(調査期間:2020年12月15~31日、調査対象:従業員1000人以上の国内企業、調査方法:オンラインアンケート、有効回答数:661件)

この調査はDX推進におけるSIerの必要性を、1000人以上の国内企業へアンケートをとっています。

この結果から分かるように、まだまだSIerの需要はあります。

とはいえ、今までのような受託開発・多重下請け構造を続けるSIerは減っていくでしょう。

自社でシステム開発をする一般企業も増えてきているので、時代にあわせた変化や独自の強みがないSIerは淘汰されるので。

ライヲン

3次請け以下の中小SIerで働くなら、注意が必要です!

Web系は急拡大中だがサービスによる

国内のITサービスは右肩上がりで成長中です。

引用:IDC Japan-国内ITサービス市場予測を発表-17 Feb 2020

現在では、昔では考えられなかったほど、ITサービスが世の中に広がり浸透しています。

サービスサービス名
SNSTwitter、LINE、Instagram、フェイスブック
情報提供グーグル、ヤフー、ぐるなび、食べログ
キャッシュレスPayPay、メルペイ、楽天ペイ
フリマメルカリ、ヤフオク、ラクマ
Web会議Teams、Meets、Zoom
動画・音楽Amazon Prime、Spotify、ネットフリックス
マッチングランサーズ、クラウドワークス、Wantedly

結果として、Web系エンジニアの需要が今後も増えるのは確実です。

ただし、Web系は変化が早く新たなサービス出てくる代わりに、終了したサービスも多くあります。

終了したサービス
  • ZOZOフリマ
  • 7pay
  • Google+
  • Yahoo!ブログ
  • 楽天オークション
  • Web版アメーバピグ

しかも最近だと、誰でも簡単にWebサイトやアプリを開発できるツールも出てきています。

Web系は今後も成長するのは間違いないですが、

所属する会社やサービスによっては仕事がなくなる可能性はあることは覚えておきましょう。

②:「平均年収」の違い

SIerとWeb系の「平均年収が高い国内上場大手」の上位10社を比較したところ、

SIerの方が約80万円も年収が高い結果となりました。

SIer上位10社の平均年収
Web系上位10社の平均年収
  • 年収965万円
  • 年収885万円

各企業の紹介とともに、詳しく見ていきましょう。

当集計は、上場企業が発行している有価証券報告書をもとに平均年収を算出しております。

大手SIerの平均年収は965万円

平均年収が高い「国内上場SIer」の上位10社はこちら。

会社名平均年収
野村総合研究所(NRI)1,235万
日本オラクル1,069万
電通国際情報サービス1,047万
三菱総合研究所1,009万
オービック921万
日立製作所902万
伊藤忠テクノソリューションズ896万
都築電気881万
日鉄ソリューションズ844万
大塚商会843万

平均年収は約965万円とWeb系より高い結果となりました。

ただし、この結果は元請・2次請けSIerの場合です。

3次請けSIerだと平均年収がガクッと下がって400万~600万円台になってしまいます。

SIerを目指すなら、なるべく上位の会社へ転職するようにしましょう。

Web系の平均年収は885万円

平均年収が高い、国内で上場しているWeb系の上位10社はこちら。

会社名平均年収
ソフトバンクグループ1,404万
Zホールディングス1,079万
メルカリ820万
DeNA821万
クックパッド771万
楽天745万
ユーザベース797万
サイバーエージェント733万
ミクシィ735万
リクルートホールディングス950万

平均年収はSIerより低いですが、約885万円と高い水準。

とはいえ、Web系は実力次第でより高い年収を目指せる仕事です。

ただし、人気のないサービスや、立ち上がったばかりのITベンチャーだと超低年収の場合も・・・。

年収300万円台の会社もあるので、企業選びは慎重にしてください!

③:「平均年齢・勤続年数」の違い

「平均年収が高い国内上場大手」のSierとWeb系企業の上位10社を比較した結果、

SIerの方が「平均年齢・勤続年数」どちらも高いことが分かりました。

SIer上位10社
平均年齢・勤続年数
Web系上位10社
平均年齢・勤続年数
  • 平均年齢41.0歳
  • 勤続年数14.6年
  • 平均年齢35.9歳
  • 勤続年数5.4年

SIerは定年まで働くエンジニアが多い

SIer上位10社の平均年齢と勤続年数はこちら。

スクロールできます
会社名平均年齢勤続年数
野村総合研究所(NRI)40.4歳14.7年
日本オラクル43.2歳9.2年
電通国際情報サービス41.0歳12.3年
三菱総合研究所42.0歳14.5年
オービック36.5歳13.5年
日立製作所42.3歳19.1年
伊藤忠テクノソリューションズ40.6歳13.5年
都築電気44.0歳19.7年
日鉄ソリューションズ39.6歳12.8年
大塚商会41.3歳17.2年

SIerは歴史が長い企業も多いので、Web系に比べて平均年齢と勤続年数が高い傾向にあります。

収益の安定している企業が多いので、定年まで働きやすいんですよね。

昔ながらの年功序列や、上の年代がいつまでもいるデメリットはありますが、

1社で長期的に働きたいならSIerがおすすめです。

Web系は転職する人が多い

Web系上位10社の平均年齢と勤続年数はこちら。

スクロールできます
会社名平均年齢勤続年数
ソフトバンクグループ42.0歳9.8年
Zホールディングス40.0歳8.9年
リクルートホールディングス38.7歳8.1年
DeNA36.1歳5.0年
メルカリ32.4歳2.2年
ユーザベース34.0歳2.7年
クックパッド34.1歳2.8年
楽天34.2歳4.5年
ミクシィ35.0歳4.3年
サイバーエージェント33.2歳6.0年

Web系はベンチャー企業や年数の浅い会社が多いので、平均年齢と勤続年数が低い結果となりました。

結果からわかることは、Web系は転職が多いということ。

ライヲン

スキルがあれば、いろいろな会社のサービスに関われるからね!

ただし、「定着率が低い=大変・つらい・きつい」環境も多いということ。

Web系は実力社会なので、合わない人はどんどん辞めていってしまいます。

実力があって転職する人、合わずに辞める人が多いため、平均年齢と勤続年数が低い結果となりました。

④:「スキル」の違い

一言で言えば、SIerは「管理・マネジメント力」Web系は「プログラミング力」ですね。

SIerに必要なスキル
Web系に必要なスキル
  • 管理・マネジメント
  • プログラミング力

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

SIerに必要なスキル

SIerには、こんなスキルが必要です。

  • 設計スキル
  • 人員調整スキル
  • スケジュール管理スキル
  • コミュニケーションスキル
  • マネジメントスキル

クライアントの要件をもとに設計し、必要な人を集めて、スケジュールを管理する。

まとめると「プロジェクトを円滑に進めるスキル」が求められます。

プログラミングなどの技術スキルも大事ですが、どちらかというとマネジメントスキルが必要とされます。

Web系に必要なスキル

Web系には、以下のスキルが求められます。

  • プログラミングスキル
  • インフラ知識
  • セキュリティ知識
  • コミュニケーションスキル
  • 自ら新しいことを学ぶ姿勢

プログラミングスキルは当然ですが、

データベース、インフラ、セキュリティなど、純粋なITエンジニアとしての総合力が必要とされます。

また、Web系は変化が激しいので、

自ら最新技術を学んだり、スキルアップするために努力できるかは超重要です。

⑤:「開発方法」の違い

基本的にSIerは「ウォーターフォール型」Web系は「アジャイル開発」でシステム開発をします。

SIerの開発方法
Web系の開発方法
  • ウォーターフォール型
  • アジャイル開発

2つの違いについて見ていきましょう!

SIerは「ウォーターフォール型」

ウォーターフォール型の開発とは?

要件定義から設計、運用までの工程を決めて、1から順に開発していく手法。

スケジュールが立てやすく、必要なエンジニアの数を見積もりやすいので、

古くからSIerではこのウォーターフォール型が採用されてきました。

しかし、最近ではSIerでもWeb系案件を扱う会社があり、アジャイル開発を採用しているところもあります。

Web系は「アジャイル開発」

アジャイル開発とは?

大枠の仕様やスケジュールを決め、要件定義、設計、実装、テストを短期間で繰り返しながら開発をしていく手法。

Web系では「柔軟な対応」と「スピード感」がなにより大事です。

SIerでは「考えてから作る」が基本ですが、

Web系は「作りながら考える」「作ってから修正する」開発手法が合っています。

⑥:「職場環境・評価」の違い

SIerは「スーツで落ち着いた雰囲気」Web系は「私服で自由な環境」といった傾向があります。

SIer
Web系
  • スーツが基本
  • まだまだ年功序列が多い
  • 私服
  • 実力主義

SIerの「職場環境」

顧客との打ち合わせが多いこともあり、SIerはスーツを着て出社するのが基本です。

そのため、落ち着いた雰囲気で仕事をしている人が多い印象を受けます。

また、評価に関しては年功序列で、昔ながらの企業が少なくありません。

ただ、SIerの親会社や顧客によっても違うので、必ずそうだと言うわけではないのでそこは頭に入れておきましょう。

Web系の「職場環境」

Web系の場合は、Tシャツにジーパンと言った私服で仕事をする若い人が多いです。

技術力が重視され、スキル次第で大きく稼げる実力主義の世界。

フリーランスの活躍も多く見られます。

自由な働き方ができるのも特徴で、自宅やカフェなど働く人も増えています。

SIerとWeb系の向き不向きは?

ここまでは、SIerとWeb系の違いを見てきました。

それらを踏まえ、SIerとWeb系に「向いている人」「向いていない人」をご紹介していきます。

SIerに向いている人は?

SIerに向いているのは、次のような人です。

  • マネジメント思考な人
  • 開発より設計などの上流工程がやりたい人
  • 大規模なプロジェクトを担当したい人
  • 安定志向な人
  • 未経験からエンジニアを目指す人

SIerは技術力よりも「マネジメントスキル」が求められます。

また、大規模なプロジェクトに関われる機会も多く、

直接開発するよりも要件定義や設計など、上流工程をやりたい人にとっては最適です。

もし、SIerで働きたいなら、元請か2次請までの会社を選びましょう。

3次請け以下の会社だと、給料は低く、上の会社のいいなりになる恐れもあるので…。

また、未経験からエンジニアを目指すならSIerがおすすめです。

研修が充実していて、一から育ててくれる会社も多いので、

会社選びさえ失敗しなければ、エンジニアとして活躍できるようになりますよ!

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Web系に向いている人は?

Web系に向いている人の特徴は、次のとおり。

  • プログラミングが好きな人
  • 実力主義の職場で働きたい人
  • 新しいことが好きな人
  • 自分で考えて行動できる人
  • 自由な働き方がしたい人

「技術力を高めたい!」「プログラミングが好き!」なら、Web系がおすすめです。

また、Web系は実力主義なので、

「自分の実力で食べていく!」という意気込みのある人も、Web系が向いています。

ただし、Web系は変化の激しい業界です。

自分自身のスキルアップはもちろん、常にアンテナを張って情報収集したり、

新しいことにチャレンジできる人じゃないと、厳しい面もあります・・・。

もし、Web系へ転職したいと思ったら、次のIT転職エージェントに相談してみましょう。

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結論|SIerとWeb系は適正を見て判断しよう

本記事では、SIerとWeb系の違いを解説してきました。

簡単にまとめるとこんな感じです。

  • 安定して長期的に働きたい人はSIer
  • 実力主義でプログラミングをやりたいならWeb系

改めての結論ですが、SIerとWeb系はどっちが上とかありません。

目指すべき働き方や将来を考えたうえで、あなたに合った方を選べばOKです。

ただし、会社を選ぶ時は、次の点は注意しましょう。

  • SIerなら元請・二次請け以上の会社かどうか?
  • Web系ならしっかり利益がでている会社をかどうか?

結局、大切なのは「働く会社」ってことですからね。

それでは、最後におすすめのIT転職エージェントをご紹介して終わりたいと思います。

最後までありがとうございました!

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