【淘汰】SIerはやばい?なくなる会社の特徴5つを徹底解説

記事のまとめ

SIerはやばい?なくなるの?について徹底解説。

結論から言うと、SIerはなくなりません。

ただし、やばいSIerがあるのも事実。

今回はIT業界15年の僕が、今後仕事がなくなる「やばいSIer」の特徴についてご紹介します!

SIerの今後はやばいよ…

こんな話を聞いて不安になったことがありませんか?

エンジニア

SIerはやばいから、なくなる可能性があるって聞いたよ…。

ライヲン

やばいかどうかは会社次第!SIer自体がやばいわけじゃないよ!

先に結論として、次の2つをお伝えします。

  • SIer企業すべてが『やばい』わけではない
  • なくなるやばいSIerを脱出して、将来性のあるホワイトSIerに転職すべき

「SIerは大丈夫なの・・・?」と心配するかもしれませんが、やばいSIerを避ければ問題ありません!

本記事ではSIerがなくなると言われる理由や、やばい会社の特徴5つをご紹介。

将来性のあるホワイトSIerへ転職する方法もご紹介していますので、「うちの会社はやばいな…」と思っている方は、ぜひ参考にしてください!

重要なお知らせ!

前提として、SIerはなくならないし、やばいのは会社次第です。

もし、将来性があるホワイトSIerに転職したいなら、「IT転職エージェントに相談する」のがおすすめ!

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SIerはやばい!なくなる!と言われる4つの理由

「SIerはやばい!」と言われたりしますが、そんなことはありません。

SIerでも成長し続ける会社もあれば、淘汰される会社もありますので。

とはいえ、古い体質のSIerは生き残れないでしょう…。

まずは、SIerがやばい・なくなると言われる理由についてまとめましたので、ざっと読んでみてください。

①:AI・クラウドサービスの普及で仕事が減る

クラウドサービスの普及で、SIerが得意とする1からの開発が不要になってきています。

すでにあるサービスを組み合わせれば、多くのシステムはできあがってしまうからです。

単純作業はAIで代用ができるし、簡単な開発であればノーコード開発ツールを使えばできてしまうので。

ノーコード開発ツール

プログラミングをしなくても。Webサービスやアプリを開発できるサービスのこと。

AI・クラウドサービスの普及で、単純作業や簡単なシステム開発であれば、SIerの力を借りる必要がなくなってきたんですよね。

②:下請け構造では時代についていけない

IT業界は多重下請け構造です。

上の会社が上流工程を担当して、下の会社が開発をするという、

昔から変わらない開発手法(ウォーターフォール型)では、変化の激しい時代についていけません。

また、下請けの中小SIerは、依頼されたことをこなすだけの体質になりがち。

自分たちから変化しない企業が多いです。

今の時代はDX推進をしていない会社は、絶対に生き残れません。

DXの定義とは?
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること

簡単に言うと、世の中の変化に柔軟な対応をして、より良い企業を目指す努力ができる会社ということ。

同じことを繰り返すだけの下請けSIerだと、生き残るのはむずかしいかなと…。

③:自社開発をする会社が増えている

いわゆる、ITシステムの内製化です。

ZOZOやDeNAなどは、早い段階からITシステムの内製化に取り組んで成功した企業です。

最近では、『100円SHOPダイソー』の大創産業や『ホームセンター大手』のカインズも、システムの自社開発で「IT内製化」を進めています。

ダイソーが6年でIT内製化、マイクロサービス化、サーバレスに成功した理由

引用:ITmedia

カインズがCRM刷新 ノーコードでシステム内製化

引用:日経経済新聞

今の時代、ビジネスの展開にはIT技術は必要不可欠。

しかも、圧倒的なスピードと柔軟な対応が必要です。

システムを自社開発することで、

開発スピードが上がる柔軟に対応ができる外注費用が抑えられるなど、多くのメリットがあります。

結果として、多くの会社がシステムの自社開発をするので、

魅力的なSIerでなければ、優秀なエンジニアが働き続けてくれなくなってしまうのです。

④:若いエンジニアが定着しない

20代・30代の若いエンジニアは、SIerに次のような不満をもっています。

  • 上流工程ばかりでつまらない
  • 最新のスキルが身につかない
  • プログラミングができない
  • 年功序列でやりづらい
  • 会社の意向で振り回される

特に下請けSIerでは給料も低いので、優秀な若手ほど定着しづらいかなと・・・。

また、昔よりWeb系・自社開発の会社が増えてきたので、キャリアチェンジもしやすくなりました。

若いエンジニアにとって働きがいのあるSIerじゃないと、今は良くても10年後・20年後はなくなってしまう可能性がありますよ。

このあたりは、SIerのホワイト企業へ転職することで解決できます。

【狙い目】ユーザー系SIerはホワイト!5つの理由と就職・転職方法 」でまとめていますので、ぜひご覧ください。

SIerがやばいのは会社次第!なくなる会社の特徴5つ

結論を言うと、なくなるのは「やばいSIer会社」だけ。

SIerはやめとけ!」って言われてる原因となった会社ですね。

本章では、将来性のないやばいSIerの特徴を5つご紹介します。

順番に見ていきましょう!

①:下請けすぎるSIer

SIerは元請・2次請までにしましょう。

ぶっちゃけ、3次請け以下のSIerは次の点で厳しいかなと。

  • 利益が少ないから、エンジニアの給料も低い
  • 上の会社のいいなりで、働きづらい
  • 上の会社に何かあったら仕事がなくなる
  • SESやIT人材派遣と変わらない

このような会社で働いていると、スキルがつかないまま歳だけとってしまうことも…。

元請と3次請け以下の会社では、同じSIerでも将来性は全然違います

今後もエンジニアとして安定した環境で働きたいなら、会社の立ち位置は超重要ですよ。

独立系SIerホワイト優良ランキング!大手・中堅50社を一覧で紹介の記事では、大手SIerのランキングをまとめたているので、ぜひご覧ください。

②:変化に対応できないSIer

SIerの中には、変化に対応できない古い企業体質の会社があります。

  • テレワークを導入しない・導入しようともしない
  • 客先への常駐が当たり前
  • 最新のITツールを使わない
  • Excel・PowerPointで変わらず資料作成
  • 昔から変わらない同じ取引先

最悪なのは、「今までこれでやってきたから」という、思考が停止しているコメントをする会社です。

現状維持は衰退と同じ

同じことの繰り返ししかできない会社は、世の中の流れについていけなくなるかなと…。

実際、大手SIerの富士通原則テレワークへ移行していて、約5万人が新しい働き方を取り入れています。

仕事のやり方や習慣を変えるだけじゃなく、企業文化そのものを柔軟に変化させられない会社に未来はありません。

③:20代・30代が少ないSIer

20代・30代が少ないSIerもやばいでしょう。

魅力がない人が育たない退職者が多い会社の可能性が高いので。

仮に今は業績が良くても、10年後は一番活躍してもらいたい30代・40代が不在です。

さらに今後は、少子高齢化も進むので若手の採用はむずかしくなります・・・。

現状で20代・30代が少ないSIerは、将来的になくなる可能性がある会社です。

④:受託開発しかできないSIer

受託開発しかできないSIerは、確実に淘汰されます。

自社開発・ITシステムの内製化が進んでいるので、受託開発の仕事は確実に減るからです。

しかも受託開発は、顧客の希望をかなえるシステムを作るだけの仕事。

自由な発想、最新技術を使った開発をしたい意識の高い社員は辞めていってしまいますよね…。

新しい取り組みができないSIerは、今後の生き残りはむずかしいです。

⑤:エンジニアを大事にしないSIer

結局、SIerで一番大切なのは「人材」です。

IT業界は人手不足なので、エンジニアが転職しようと思えば会社なんていくらでもあります。

2019年度の調査では、約90%以上の会社がエンジニア不足と回答していますので。

引用:情報処理推進機構(IPA)-IT人材白書2020

こんな状況で、エンジニアを大事にしない会社が選ばれるわけがないです。

  • 残業が多すぎる
  • 有給・育休が取れない
  • 休日出勤が当たり前
  • 遠すぎる勤務地で働かされる
  • 年収が低い
エンジニア

けど、会社って入社してみるまで、中の環境はわからないよね…。

ライヲン

そんなときは、IT転職エージェントに相談してみよう!

IT転職エージェントなら、SIerの退職率残業時間有給取得率などを知っているので、

やばい会社かどうかを教えてくれますよ。

【SE必見】IT転職エージェントおすすめ10選!SES・SIerエンジニア向けに経験・職種別で紹介」 では、人気のIT転職エージェントをまとめているので、ぜひご覧ください。

やばいSIerは脱出すべき!将来性がない会社は転職しよう

今後なくなる可能性が高い、やばいSIerで働いているなら転職を検討すべきです。

とはいえ、何の対策もしないまま転職活動をしても、また「やばいSIer」に入社してしまう可能性も・・・。

本章では、転職を失敗しないためのポイント3つをお伝えします。

①:将来性のあるホワイトSIerの特徴を知る

繰り返しになりますが、SIerはやばい会社がなくなるだけ。

将来性のあるホワイトSIerで働けば問題ありません。

ここでは、将来性のあるホワイトSIerの特徴を4つご紹介します。

  • 素早い変化・柔軟な対応
  • 自社サービスの展開・独自性の強化
  • 競合・ユーザー企業との共存
  • エンジニアを大切にする

最近では「エンジニアを大切にする」会社の特徴として、働き方を選択できたりします。

  • テレワーク
  • 時短
  • 育休
  • 地方在住
  • 副業
  • キャリア選択(プレイヤー・マネージャー・PG・SEなど)

こんな感じですね。

参考となる記事を2つご紹介するので、ぜひご覧ください!

【狙い目】ユーザー系SIerはホワイト!5つの理由と就職・転職方法

独立系SIerホワイト優良ランキング!大手・中堅50社を一覧で紹介

②:IT転職エージェントを使って転職活動をする

IT転職エージェントは、IT転職のプロ

なら、ホワイトSIerを紹介してくれるだけじゃなく、無料で内定までのサポートをしてくれます。

IT転職エージェントとは
  • 完全無料のIT転職支援サービス
  • IT転職のプロが相談にのってくれる
  • あなたに合った優良企業を紹介してくれる
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  • 書類のチェック、面接対策をしてくれる
  • 書類や面接の通過率を上げてくれる
  • 入社時期・条件の交渉をしてくれる

また、IT転職エージェントを使ってほしい理由として、

リクルートの調査で転職成功者は平均4.2社のIT転職エージェントを使っているという結果が出ているので。

エンジニア

逆に言えば、1人で転職活動をしても失敗する可能性が高いってことだね…。

もし、あなたが本気でホワイトSIerへ転職したいなら、IT転職エージェントは絶対に使いましょう!

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③:Web系・自社開発への転職も検討しよう

転職を考える場合、SIer以外の選択も考えてみましょう!

SIerからWeb系・自社開発へは転職できないと思い込んでいる人がいたりしますが、そんなことはありません。

確かに、プログラミングスキルがない40代・50代だと、Web系・自社開発は無理ですが、

20代・30代ならチャレンジ枠があったりするので転職は可能ですよ。

実際にSIerからWeb系・自社開発へ転職した人は多かったりするので。

SIer3年→今月からWebエンジニアに転職しました!

SIer時代は現場で直接開発に携われず、要件定義、設計、テストしかできませんでした。私は開発がしたかったので、現在は「今は書けなくても勉強しながら働いて良い」と言ってくれた職場でWebサービス作ってます。

#駆け出しエンジニアと繋がりたい

— さりー@Webエンジニア (@Sally_42) August 11, 2018

エンジニアになって2年が経ちました。
〜拝啓 私は元気です〜

今日は私がSIerからwebにエンジニアに転職した記念日です。
2年前 JavaScript の1行も満足にかけませんでした。
本当に苦しい日々でしたが、現在一通り開発ができるようになりました。これからも更に成長していきます!#今日の積み上げ

— Kaz@SIer→自社開発webエンジニア/SaaSインテグレータ/浅いフルスタック (@Victoria_Peak_) June 30, 2020

Web系・自社開発へキャリアチェンジしたいと思ったら、に相談してみましょう。

どちらもWeb系・自社開発の転職に強いIT転職エージェントなので、おすすめの求人を紹介してくれるはずです!

まとめ:やばいSIerは淘汰される!早めの行動が重要

本記事では、次の3つについて書きました。

結論として、「SIerやばい!SIerなくなる!」は会社次第ということです。

最後に僕からお伝えしたいのが、やばいSIerで働き続けると人生は詰みます…。

今は大丈夫でも、世の中の変化に対応できないSIerは淘汰されますからね。

もし、働いている会社が「やばいSIer」の可能性があるなら、早めにIT転職エージェントに登録して転職を検討すべきです。

完全無料で使えるから、転職するか悩んでいても「どんな会社があるのかな?」くらいの気持ちで相談してもOKなので。

どのIT転職エージェントも登録は5分で終わるので、いざという時すぐに動ける準備はしておきましょう!

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