![]() | 給料・年収が低いSESエンジニア 「SESの年収ってどれぐらい? SESエンジニアとして働いているけど、給料が低いんだよね…。 昇給しても、年収はほとんど変わらないし…。 SESエンジニアが、給料・年収を上げる方法も教えてほしいな。」 |
こういった悩みを解決します。
本記事のテーマ
- SESの給料・年収は?【基本情報】
- SESの給料・年収が低い理由
- SESエンジニアの給料・年収を『100万円アップ』させる方法
この記事を書いている僕は、SES経験8年。
営業・採用として働いているので、SES業界の給料・年収事情は詳しいかなと。
ぶっちゃけ、ITエンジニアは年収1,000万円以上を狙える職種です。
【アプリケーションエンジニア】興味のある技術を積極的に取り入れながら開発可能!
想定年収 | 400万円~1,200万円 |
---|---|
雇用形態 | 正社員 |
最寄り駅 | 恵比寿(東京都) |
上記は一例ですが、20代~30代で年収500万円~1,000万円をもらっている人はゴロゴロいますので。
そこで今回は、「SES業界の給料・年収」を解説しつつ、
エンジニアが給料・年収を『100万円アップ』させる方法をご紹介します。
「エンジニアなのに給料が低い…、結婚や将来を考えると不安だ…」という方は、ぜひご覧ください
\年収『100万円アップ』の方法/
SESの給料・年収は?【基本情報】

基本的なSESエンジニアの給料・年収はこちら。
年数 | 年収 |
---|---|
新卒〜1年目 | 250万〜300万 |
2年〜3年目 | 300万〜330万 |
3年〜4年目 | 330万〜380万 |
5年〜10年目 | 380万〜430万 |
11年〜15年目 | 430万〜480万 |
15年目~(役職あり) | 480万~600万 |
15年目~(役職なし) | 現状維持or年収ダウン |
いろんなSES企業の担当に聞きましたが、だいたいこんな感じですね。
結論:SESの給料・年収は低いです
システムエンジニア(SE)の平均年収は550万円ほど。

SESだと「経験15年以上+役職」じゃないと、厳しい給料・年収です…。
同じシステムエンジニア(SE)でも、給料・年収に大幅な違いがあるというのは覚えておきましょう。
SEは30代で年収500万円以上の職種
システムエンジニア(SE)の年齢・男女別の平均年収はこちら。

30代で年収500万円以上もらえるのが、システムエンジニア(SE)という職種。
しかし、SES業界だと同じエンジニアでも年収は低く、30代前半で100万円ほど差がでてしまいます。
SES業界

SE(男性)

SE(女性)

ぶっちゃけ、仕事内容は同じ、、、。
所属する会社、環境で給料・年収は大きく違ってしまいます。
SEは年収1,000万円が狙える職種
前提として、システムエンジニア(SE)の年収は高いということ。
平成30年の国税庁調べでは、全職種の平均年収は441万円。
システムエンジニア(SE)は、他の職種より年収が100万円以上も高い仕事です。
全職種
平均年収441万円
システムエンジニア
平均年収550万円
また、ガチで年収1,000万円も目指せるのがエンジニア。
SES出身の方でも、高い年収は狙えます。
実際の求人もあるので見てみましょう。(※2020年10月)
【アプリケーションエンジニア】興味のある技術を積極的に取り入れながら開発可能!
想定年収 | 400万円~1,200万円 |
---|---|
雇用形態 | 正社員 |
最寄り駅 | 恵比寿(東京都) |
SE/オープン・WEB|【自社】ソフトウェア【東京都】
想定年収 | 550万円~1,000万円 |
---|---|
雇用形態 | 正社員 |
最寄り駅 | 大崎(東京都) |
努力次第ですが、会社と環境さえ間違わなければ、年収1,000万円も夢じゃないかなと。
\年収『100万円アップ』の方法/
SESの給料・年収が低い理由

そもそも、なんで「SESは給料・年収が低いの?」という疑問にお答えします。
- その①:多重下請け構造
- その②:相場が決まっている
基本的にはこの2つです。見ていきましょう。
その①:多重下請け構造
いわゆる、“ピンハネ”ですね。
SESは「多重下請け構造」なので、中間マージンとしてエンジニアの給料が中抜きされています。

こんな感じです。
多くの中小SES企業は、4次請、5次請、それ以降、、、。
中間マージンとしてピンハネされるので、給料・年収は低くなります。
Twitterでもこんなコメントが。
多重下請け構造から脱出するには、
「元請・2次請の大手SIerや優良SES企業で働く」か、「自社開発・社内SEへ転職する」しかないかなと。
その②:相場が決まっている
SESでは1ヶ月の契約金額が、だいたい決まっています。
システムエンジニア(SE)の契約相場は、1ヶ月60万円~85万円ほど。
利益を考えると、エンジニアの給料を相場より高く設定することはできません。
しかも、会社はエンジニアの「月給×1.35(保険料+賞与積立+諸経費)」が、1ヶ月のコストとしてかかります。
コスト計算式(例)
- 月給40万円×1.35=54万円
- 月給30万円×1.35=40.5万円
- 月給20万円×1.35=27万円
さらには、オフィス代・事務の給料・備品・・・などなど。
ベテランエンジニアが1ヶ月85万円で契約できたとしても、月給40万円ほどにしないと赤字になるという悲しい現実が。
SESは契約相場が決まっているビジネスモデルなので、エンジニアの給料・年収を一定以上にできないのです。
SESエンジニアの給料・年収を『100万円アップ』させる方法

ずばり、『転職』一択かなと。
エンジニアの転職市場は活発で、「年収を上げたいなら上の会社へ転職しろ!」と言われているぐらいです。
まさにコレですね。
転職するなら、選ぶべき5つの働き方
「どんな働き方をしたいのか?」を考えるのも重要です。
- 『客先常駐』で給料・年収を上げたい
- 『自社開発』で給料・年収を上げたい
- 『社内SE』で給料・年収を上げたい
- 『ITコンサルタント』で給料・年収を上げたい
- 『フリーランス』で給料・年収を上げたい
大きく5つの選択肢があります。
詳しくは「【勝ち組】SESからの転職先5選【転職を成功させるコツもご紹介】」でまとめていますので、参考にしてください。
補足として「客先常駐」を選ぶなら、今と同じようなSES企業へ転職しても意味がありません。
“年収が高い”、“スキルアップができる”、“元請・2次請の位置で働ける”、優良SES企業を選ぶべきかなと。
「【徹底解説】SESの優良企業とは?5つの特徴と見つけ方を大公開」で、優良SES企業の見つけ方を解説しているのでご覧ください。
【ガチ推奨】転職を失敗しない方法とは
結論、“IT系の転職エージェント”を使いましょう。
なぜなら、企業の内部情報を知っているから。
IT系の転職エージェントとは?
IT業界にくわしいアドバイザーが、あなたに合った”企業紹介”、”転職サポート”を「無料」でしてくれるサービス。
IT系の転職エージェントは、企業チェック・ヒアリングをしてから求人公開をするので、裏情報をもっています。
「紹介された企業がウソだらけだった・・・」とかだと、信用問題ですからね。
具体的には、次の企業情報をもっているので、あなたの希望に合った優良企業を紹介してくれます。
- 一般には紹介されていない非公開求人
- 企業のビジネスモデル
- 定着率・退職率
- 想定年収
- 社内環境・評判
相談も気軽な感じでOKです。

どんな求人を探されてますか?

今の年収が300万円台です…。少なくとも年収400万~450万円を目指せる企業を紹介してください!
こんな感じですね。
しかも、年収の交渉・面接日程の調整も無料で対応してくれるので、はじめての転職でも安心です。
本気で優良企業へ転職したいなら、IT系の転職エージェントは絶対使ってください。
ちなみに、転職サイトだけを使うのはNGです。
転職サイトは企業側が作るのでウソ情報も多かったりするので・・・
転職を失敗する方は、転職サイトだけを使って、だいたいIT系の転職エージェントを使ってないですね。
登録すべきIT系転職エージェント【5選】
おすすめIT系の転職エージェントは次の5つ。
マイナビIT AGENT
|20代に信頼されるIT転職エージェントNo.1!
レバテックキャリア|エンジニア転職実績No.1!
社内SE転職ナビ
|社内SEの求人数トップクラスの特化エージェント!
Geekly(ギークリー) |Web・ゲーム領域が強いエージェント!
DYM就職×IT
|満足度90%のIT転職エージェント
どの転職エージェントも3分ほどで無料登録できるので、気軽に相談しちゃいましょう。
ちなみに、おすすめのIT転職エージェントについては、「【経験別】エンジニア向けIT転職エージェントおすすめ10選!ランキング形式でご紹介」の記事でも詳しくご紹介しています。
それでは、この辺で。
最後までありがとうございました!